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町田 昌彦*; 蕪木 英雄
Physical Review Letters, 71(19), p.3206 - 3209, 1993/11
被引用回数:94 パーセンタイル:93.44(Physics, Multidisciplinary)第二種超伝導体の応用(工学的)に際し、最も重要な量は、電流・電圧特性である。我々は、この量を測定するため、時間依存のギンツブルク・ランダウ方程式とマックスウェル方程式を連立させ数値シミュレーションを行なった。用いた系は、2次元であり常伝導体に狭まれた超伝導体を仮定して、適切な境界条件を用いることにより、超伝導体に一定の電流を流した状態での数値シミュレーションを行うことに成功した。また、外部磁場下で電流を流すといった状態の数値シミュレーションも行い、超伝導体に侵入する磁束渦系の様子やその運動形態及び超伝導電流の散逸プロセスをほぼ再現した。さらに、散逸プロセスの内、特に強い散逸が起こる原因を磁束渦系の運動と関係づけることができた。