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高田 昌二; 本多 友貴*; 稲葉 良知; 関田 健司; 根本 隆弘; 栃尾 大輔; 石井 俊晃; 佐藤 博之; 中川 繁昭; 沢 和弘*
Proceedings of 9th International Topical Meeting on High Temperature Reactor Technology (HTR 2018) (USB Flash Drive), 7 Pages, 2018/10
HTGRに接続する核熱利用システムの設計では、化学プラント会社の容易な参入を可能にするため、非原子炉級で設計されるが、熱利用システムで異常が発生した場合でも原子炉の運転を継続できることとしている。需要地近接立地で負荷追従運転を実現するため、原子炉入口および出口冷却材温度を一定に保ちながら一次系ガス圧力を変化させるインベントリ制御は原子炉出力を制御する方法の候補の1つとされている。HTTRを用いた非核加熱運転による熱負荷変動吸収試験結果をもとに、異なる一次系ガス圧力で原子炉入口温度をステップ状に変動させた。数値解析の結果、圧力の低下により変動吸収特性が劣化しないことが明らかになった。また、原子炉出力の80%でも、原子炉出口温度がスクラムレベルに達しないことも明らかにした。
椎名 保顕
JAERI-Tech 98-056, 64 Pages, 1998/12
固液相変化蓄熱を利用した高温高密度の蓄熱技術開発の基礎研究として、多孔質セラミックスに溶融塩を含浸させたセラミックス蓄熱体を試作し、強度、熱物性、温度特性を調べた。多孔質セラミックスとしては熱衝撃に強いZrOを用い、蓄熱物体としてはNa
CO
,MgCl
,CaCl
の混合塩を用いた。実験の結果、使用した溶融塩は空気中の水分を吸収し、変質したり、融解・凝固のくり返しにより蒸発し質量減少を生ずる可能性があるため、密閉雰囲気中で使用する必要があることが示された。また、温度変動域を適切に選択すると、雰囲気温度が変動しても蓄熱体中心温度の変動を小さく抑えることができるため、熱負荷変動吸収のために蓄熱体を利用できる可能性があることが示された。
渡辺 卓嗣*
マリンエンジニア, 545-546, 31 Pages, 1992/07
原子力船「むつ」は、平成2年から出力上昇試験に入り、原子炉施設の使用前検査および原子力船としての海上試運転に合格した。その後、4回の実験航海を行って数多くのデータを採取した。その間、「むつ」プラントの維持管理・運転準備・各段階での原子炉運転等を経験した。当直・試験体制、プラント起動、高出力運転、負荷変動、スクラム、放射線管理、水ガス管理等について運転経験を中心に記述した。特に、高出力運転と負荷変動については、各種データを示し、原子炉が舶用動力源として極めて優れた特性を示したことを記している。
鍋島 邦彦; 楠 剛; 島崎 潤也; 篠原 慶邦
JAERI-M 90-040, 117 Pages, 1990/03
舶用炉では、陸上炉以上に急速な大幅負荷変動に対しても安定かつ安全で、しかも追従性の良い運転特性が要求される。また、発生した蒸気動力をタービンで直接駆動動力に変換するため原子力船独特の二次系をもっている。そこで、PWRプラント用の一次系に船特有の二次系を接続した動特性解析コードを開発し、それを用いて原子力船「むつ」プラントの動特性シミュレーションを行なった。