Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
曽我部 敏明*; 依田 真一; 井岡 郁夫; 奥 達雄
材料, 34(387), p.1437 - 1440, 1985/00
原子炉用微粒等方性黒鉛の静荷重下での遅れ破壊の機構を示した。角柱状の試験片を用いてインストロン型試験機で、3点曲げで破断応力近くまで荷重を負荷し、その近くの応力レベルで保った。アコースティック・エミッション(AE)が試験片が破断するまでの間、断続的に発生した。このことは、静荷重下で黒鉛内部に微小き裂が生成又は進展したことを示す。この現象を、黒鉛の内部構造を弾性変形部分と塑性変形部分の組合せとして考えたモデルで説明した。このモデルを用いて、塑性変形部分で起こる応力緩和によって弾性変形部分にあるき裂先端部分やある種の欠陥部分の応力が高まることを示した。