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坂本 義昭; 妹尾 宗明; 杉本 純一郎*; 大石 清隆*; 置塩 正則*; 清水 全生*
日本原子力学会誌, 38(6), p.442 - 447, 1996/00
被引用回数:0 パーセンタイル:0.01(Nuclear Science & Technology)高レベル放射性廃棄物及びTRU廃棄物処分場への人間侵入の可能性を処分深度に対して検討するため、既存の構造物がどの程度の深度を利用しているかについての調査を行った。調査対象地下構造物は、都市型の構造物として、高層建築物基礎杭、首都高速道路高架部基礎杭、地下鉄とし、非都市型では新幹線高架部基礎杭、新幹線トンネルとした。また、都市型、非都市型共通の地下構造物としては、深井戸を対象とした。これらの地下構造物の内、高層建築物基礎杭、首都高速道路高架部基礎杭、地下鉄、新幹線高架部基礎杭の利用深度はいずれも100m以浅であった。また、深井戸の利用深度は数千メートルに及ぶものがあるものの大半は深度300m以浅であった。山岳部での利用形態としては、新幹線トンネルで土被りにより見かけ上、深度数百メートルに達するものも存在しており、処分形態によってはトンネル掘削についても考慮する必要があることが示された。