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千原 順三
Physical Review A, 44(12), p.8446 - 8447, 1991/12
被引用回数:4 パーセンタイル:52.16(Optics)一丸グループによって書かれた「高密度プラズマの状態方程式と電気伝導度」についての論文において用いられている直接相間関数の定義は、半古典的であることを示した。そのために実効イオン間ポテンシャル・圧縮率・オルンシュタイン・ゼルニケの式などが正しく導き出せないことを指摘した。
千原 順三
J.Phys.,C, 17, p.1633 - 1642, 1984/00
古典液体では明確に定義されている直接相関関数(DCF)は、量子液体においては明確でない。MarchやEvans,その他の人々によってDCFの定義が提唱されているが、古典液体と量子液体から構成されている液体金属に、それらを適用すると正しい記述を与えない。ここで、熱力学的な議論からDCFの一般的な定義を導いた。このDCFを用いて非均質液体を記述するWLMB方程式を量子液体にも適用できるように拡張した。量子液体の状態方程式もこのDCFで表現できることを示した。また、従来の液体金属における電気抵抗、イオン間ポテンシャルの公式は線型近似を用いているが、このDCFを用いることで非線型効果を取り入れられることを示した。