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岩崎 又衛; 石川 二郎; 大和田 謙; 藤野 威男
Inorg.Chim.Acta, 54, p.L193 - L194, 1981/00
4価ウラン複フッ化物KUF及びRbUFのフッ素化により、6価ウランの新複フッ化物 KUF及びRbUFがそれぞれ生成することを吸状スペクトル、X線回折などにより確認した。これら複フッ化物の結晶形は何れも斜方晶であることがわかった。
岩崎 又衛; 石川 二郎; 大和田 謙
Journal of Inorganic and Nuclear Chemistry, 40(3), p.503 - 505, 1978/03
被引用回数:3UFとRbFまたはCsF間の複塩のフッ素ガスとの反応挙動は、複塩中のUFの含有率により異なり、MF/UF比(MはRbまたはCs)が3-1または2-1の場合、MUFまたはMUFが生成し、6-7、1-1、2-3、1-3、1-6などのように比が2-1以下の値の場合は、一部ウランがUFとして揮発し、MUF型複塩を生成する。可視部スペクトルはUF固相のスペクトルと類似しており、ウランは6価の状態に酸化されていることが分かった。また、RbFとUF間の反応生成物について、RbF/UF比が2-1(RbUFに相当)以下の場合、U-F伸縮振動の吸収帯の巾が高波数側に増大し、固相の安定性が低下することを見出した。
岩崎 又衛; 石川 二郎; 大和田 謙
Journal of Inorganic and Nuclear Chemistry, 39(12), p.2191 - 2192, 1977/12
被引用回数:2RbF・UFを400Cで10%濃度のフッ素ガスによりフッ素化すると、次式によりRbUFを生成することを見出した。 2(RbF・UF)+2F RbUF+UF 可視および近赤外線吸収スペクトルの測定の結果、RbUF中のウランは六価の状態であることがわかった。また、赤外スペクトルにはF-U伸縮振動およびF-U-F変角振動に該当する強い吸収が見出された。
曽我 猛; 大和田 謙; 岩崎 又衛
Journal of Inorganic and Nuclear Chemistry, 35(6), p.2069 - 2074, 1973/06
被引用回数:3RbF-UF系の複フッ化物の遠赤外吸収スペクトルを波数範囲500cm-30cmで測定した。その結果、390cm-340cm及び200cm付近に観測された強い吸収帯は、UF及びアルカリ金属-ウラン(IV)複フッ化物のスペクトルの検討から、それぞれU-F伸縮振動及びF-U-F変角振動に帰属された。また、120cm以下に内部錯イオンと外部イオンの相互作用によって生じる格子振動が観測された。ルビジウム-ウラン(IV)、ナトリウム-ウラン(IV)及びカリウム-ウラン(IV)複フッ化物について、U-F伸縮とF-U-F変角の力の定数の近似値を各化合物内でUFの構造が部分的に保持されていると仮定して求めた。また、それらから導かれるU-F原子間距離をBadger's ruleによって求めた。
岩崎 又衛; 大和田 謙
フッ素化学と工業; 進捗と応用, p.34 - 58, 1973/00
同体状の無機フッ化物錯体の特性、合成法、結晶構造、フッ素イオンの配位の構造、錯イオンの基準振動などについて述べた。