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岩田 耕司; 星 蔦雄; 吉村 富雄*
JAERI-M 9927, 21 Pages, 1982/02
燃料棒支持条件が反応度事故条件下における燃料挙動に及ぼす影響を調べるための燃料照射実験を実施した。支持条件として、(1)試験燃料棒の両端を固定し、過渡時の長手方向熱伸縮を拘束する支持条件(両端固定)、および(2)NSRRにおける通常の支持方法とは逆に上端を固定し、下端を自由とする支持条件(上端固定)を考慮した。実験の結果、次の結論を得た。(1)両端固定支持条件下では、片端固定の場合に比べて、燃料棒の曲がりが大きくなり、低い発電量で被覆管にクラックが入り易くなる。しかし、被覆管に延性が残っているとクラックは被覆管を貫通しない。破損しきい値は、片端固定の場合と変わらない。(2)片端固定支持条件下での燃料破損に関して、過渡中の振動により燃料棒に作用する曲げモーメントは、燃料破損に直接影響を与えない。