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幾島 毅; 本間 敏秋*
Bull.JSME, 29(246), p.2986 - 2994, 1985/00
ブロック状燃料から構成された高温ガス炉の炉心耐震設計データを得るために、炉心水平断面の燃料一層分による水平二次元炉心模型を使用し、水平一軸および水平二軸同時加振による振動実験を行い、加振方向および炉心側方支持剛性変化による応答特性を調べた。その結果、六角ブロックの平方向の加振条件が最大側方支持反力を示した。また、炉心中心方向へプリロードを与えることによって、変位と側方支持反力を小さくできることが明らかになった。
幾島 毅; 本間 敏秋*
日本機械学会論文集,C, 51(464), p.746 - 755, 1985/00
ブロック状燃料から構成された高温ガス炉の炉心耐震設計データを得るために、炉心水平断面の燃料ー層分による炉心水平二次元模型を使用し、水平ー軸および水平二軸同時加振による振動実験を行い、加振方向および炉心周辺支持剛性の変化による炉心の変位と支持反力特性を調べた。六角形ブロックの平方向の加振条件が、最も大きな側方支持反力を示し、炉心中心方向へプリロードを与えることによって変位と反力を減少できる。
幾島 毅
Bull.JSME, 208(16), p.1610 - 1617, 1982/00
ブロック状黒鉛燃料から構成された高温ガス炉炉心の耐震研究に関する第2報であり、コラム群の衝突振動解析法について報告したものである。内容は、解析法の誘導および解析法の有効性を明らかにするために、実験結果と比較したものから構成されている。本解析法による結果は実験結果と良く一致し、有効性が明らかになった。
幾島 毅
日本機械学会論文集,C, 48(426), p.229 - 238, 1982/00
ブロック状黒鉛燃料から構成された高温ガス炉炉心の耐震解析のため、ブロックを積み上げたコラム群の二次元振動解析法を導いた。ブロックは剛体として取扱い、衝突は粘弾性モデルによった。変位応答特性、衝撃力応答特性ならびにこれらに及ぼす側方支持剛性の影響について計算を行なうとともに実験値と比較した。地震時にコラムはギャップ積算量だけたわむこと、側方支持剛性の増加とともに変位は少なくなるが、衝撃力が増加することを明らかにした。また、ダウェル力の応答特性についても明らかにすることができた。計算値は実験値と良く一致しており、本解析法の妥当性を確かめることができた。
幾島 毅; 石塚 宏*
JAERI-M 9265, 90 Pages, 1981/01
黒鉛ブロックから構成された多目的高温ガス実験炉炉心の耐震研究の第1段階として、炉心構成要素であるブロックを積み上げたコラムの1/2縮尺模型の耐震試験と解析についての報告書である。得られた結果は次の通りである。(1)コラムはブロックのロッキング運動に起因するソフトスプリング特性を有する。また、ギャップによるがた系のハードスプリング特性を有する。コラムは非線形の共振特性を有し、跳躍を伴なった履歴現象を示す。(2)加振振幅の増加に従って、コラムの共振振動数は降下する。(3)加振加速度の増加に従って、衝撃力は増加する。(4)ギャップ幅の増加に従って、衝撃力は増加する。(5)地震波入力に対する応答値は正弦波のそれの40~70%である。(6)コラムの減衰定数は約30%であり、コラムの振幅の増加に従って増加する。(7)コラムの変位と衝撃力の実験値と解析値は良い一致をみた。なお、本報告書は1コラム耐震試験に関する総合報告書である。
幾島 毅; 本間 敏秋*
Journal of Nuclear Science and Technology, 18(7), p.514 - 524, 1981/00
被引用回数:3 パーセンタイル:45.64(Nuclear Science & Technology)ブロック型燃料から構成された高温ガス炉の耐震研究の一環として、炉心を垂直に切断した垂直2次元炉心モデルによる振動実験を実施して、炉心の振動特性を明らかにした。 得られた結果は次の通りである。 (1)側方反射体を柔支持した場合、剛支持に比較してコラムの変位は大きいが、衝突力は小さい。 (2)剛支持ではダウェル力は柔支持よりも小さい。 (3)ガス圧力差はコラムの変位と衝突力を小さくする。
幾島 毅; 本間 敏秋*
JAERI-M 9199, 61 Pages, 1980/11
ブロック型燃料高温ガス炉炉心耐震設計において、炉心構成要素であるコラムやブロックの動きや力を推定する必要がある。そこで、コラムの3次元振動特性と衝突応答を明らかにするために、縮尺模型の1領域炉心(7本コラム)による振動試験を実施し、次の結果を得た。(1)コラムはロッキング運動によるソフトスプリング特性を有する。(2)コラムは振れ回り運動をする。(3)炉心ガス圧力差模擬ばねによるコラムの圧縮力は、コラムの共振振動数を上昇させる。(4)コラムの振動特性と衝突応答値についての解析値は実験値と良く一致した。
幾島 毅
JAERI-M 9165, 68 Pages, 1980/11
ブロック型燃料の高温ガス炉炉心の地震応答計算プログラムSONATINA-1を開発した。計算モデルでは、ブロックは剛体として扱い、ダウェルは水平方向拘束、ロッキング運動不拘束とした。クーロン摩擦が、ブロック間およびダウェルピンとソケット間に生じるものとする。衝突は、バネーダッシュポットによってモデル化した。本報告は計算プログラムSONATINA-1の計算式、計算プログラムの説明、入力形式、例題から構成されている。
幾島 毅; 本間 敏秋*
Journal of Nuclear Science and Technology, 17(9), p.655 - 667, 1980/00
被引用回数:5 パーセンタイル:53.45(Nuclear Science & Technology)ブロック型燃料高温ガス炉炉心の耐震設計において、炉心内のブロックの挙動,衝突力を推定する必要がある。前報では、コラムの2次元振動特性を明らかにした。本報告はコラムの3次元振動特性を明らかにするために実施した、1領域炉心による振動実験と解析を述べたものである。主要な内容は次のとおりである。(1)コラムはルーズピン結合によるソフトスプリング特性と、ギャップを介して隣り合うコラムとの間でハードスプリング特性を有する。(2)コラムはふれ回り運動をする。(3)ガス圧力差模擬ばねによるコラムの圧縮力は、コラムの共振振動数を上昇させる。(4)コラムの振動特性と周辺コラムとの衝突応答値の解析は、実験値と良い一致を示した。