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E.A.Hegazy*; 瀬口 忠男; 荒川 和夫; 町 末男
J.Appl.Polym.Sci., 26, p.1361 - 1372, 1981/00
被引用回数:63 パーセンタイル:93.44(Polymer Science)アイソタクティクポリプロピレン(IPP)にCo-60の線を照射したとき、IPPから発生するガスを分析し、酸素の吸収量を定量化した。またIPPの機械的特性の変化を測定した。真空中での照射で発生するガスは95%以上がHであり、残りはCHである。他にCH、CHなど微量発生する。G(H)は2.9、G(CH)は0.09であった。酸素中で照射すると、Hの発生量は真空中と同じであるが、他の炭化水素は約2倍増加した。またCOとCOが発生し、G(CO)=2.5,G(CO)=1.1であった。酸素の吸収量はG値で表すと、G(-O)=50で、このときの酸素ガスの圧力は500mmHgである。引張試験による機械的特性は真空中照射の場合2~3Mradの照射量では変化がないが、酸素中照射の場合は著しく低下していた。しかし真空中照射後室温空気中に長時間放置すると、劣化し、酸素中照射と同じ程度に低下することが判明した。