Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
横田 光史
International Journal of Modern Physics B, 15(26), p.3409 - 3417, 2001/10
被引用回数:0 パーセンタイル:0.01(Physics, Applied)反強磁性ポッツ模型の秩序相がどのようなものかは、解決されていない問題である。三状態ポッツ模型の場合、反強磁性転移温度直下の相が、回転対称であるかどうかが解明されていない。これは、相転移点近くでの自由エネルギー構造が微妙なものであることに起因している。モンテカルロシミュレーションは、有限サイズ効果のために、確定した結論を出すに至っていない。ここでは、ペア近似の範囲で、秩序状態とその間の鞍点に対する自由エネルギーを見積もることによって、さまざまな秩序状態をシミュレーションで区別するには、システムがどの位大きい必要があるかを考察した。
横田 光史
Physical Review B, 44(22), p.12586 - 12588, 1991/12
被引用回数:0 パーセンタイル:0.32(Materials Science, Multidisciplinary)コメントにおいて提出されたいくつかの問題について議論した。この量子スピン系における非可換性の重要性を見るために、このモデルをベーテ近似で取り扱い、結果をペア近似と比較した。
横田 光史
Journal of Physics; Condensed Matter, 3, p.7039 - 7046, 1991/00
被引用回数:4 パーセンタイル:33.13(Physics, Condensed Matter)ペア近似によって求められた平均場方程式系を数値的に解く方法を用いて横磁場中のSK模型のスピングラス相を調べた。方程式には多数の解が存在し、それは純粋状態に対応している。このことはレプリカ対称性の破れという概念と整合的である。これらの解はぎりぎりの安定性を持ち、それは古典的SK模型の場合と同様である。これらの結果から、スピングラス相の性質は、横磁場の存在によっても変わらないことがわかる。
横田 光史
Physical Review B, 40(13), p.9321 - 9323, 1989/11
被引用回数:17 パーセンタイル:70.50(Materials Science, Multidisciplinary)横磁場中の無限レンジイジングスピングラス模型に対する相図をペア近似で求めた。横磁場が小さい時、転移温度は横磁場の増加につれて少し上昇する。これは、スピングラスにおいて重要な役割をはたす反作用場が量子効果によって減少するためと考えられる。横磁場の大きさが大きいときには量子的ゆらぎによって系は常磁性にとどまる。