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柴田 大受; 本橋 嘉信*; 石原 正博; 馬場 信一; 林 君夫
JAERI-Review 2000-008, p.31 - 0, 2000/05
高温工学試験研究炉(HTTR)を用いた高温工学に関する先端的基礎研究の一環として超塑性セラミックス材料に関する高温照射試験研究が提案されている。本報ではその効率的な実施に資するため、セラミックスの超塑性変形機構を概観し、その代表的な材料である安定化正方晶ジルコニア(TZP)について、中性子照射が超塑性変形挙動に与える影響について検討した。その結果、照射促進拡散により超塑性変形の活性化エネルギーの低下が期待されることを指摘した。また、TZPの初めての中性子照射試験条件として、高速中性子照射量510
n/cm
、照射温度600
程度を選定し、材料試験炉(JMTR)で予備照射試験を実施することとした。さらに、照射によるTZPの放射化量を評価し、熱中性子3
10
n/cm
の照射直後で放射能は10
Bq/gのオーダーであり、1年間で約1/100に減衰することを示した。