検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年
検索結果: 1503 件中 1件目~20件目を表示

発表形式

Initialising ...

選択項目を絞り込む

掲載資料名

Initialising ...

発表会議名

Initialising ...

筆頭著者名

Initialising ...

キーワード

Initialising ...

発表言語

Initialising ...

発行年

Initialising ...

開催年

Initialising ...

選択した検索結果をダウンロード

論文

Plastics as vectors of radiocesium in river environments of Fukushima, Japan

Battulga, B.*; 中西 貴宏; 池之上 翼; 安藤 麻里子; 小嵐 淳

Journal of Hazardous Materials, 500, p.140593_1 - 140593_11, 2025/12

Plastic debris is widely recognized as a major environmental challenge, yet its interactions with radionuclides remain poorly understood. Here, we investigated the behavior and fate of plastics and associated radiocesium ($$^{137}$$Cs) in the coastal river environments of Fukushima, Japan, to elucidate their interactions and the role of plastics as vectors for $$^{137}$$Cs transport into the coastal ocean. At four river mouth sites, we characterized the properties of plastics, including microplastics, and elucidated the activity concentration of $$^{137}$$Cs associated with them. Our findings reveal that $$^{137}$$Cs was concentrated in biofilms on plastics, but the radioactivity of biofilm-associated plastics was lower than that of the surrounding natural media. Furthermore, we estimated the daily fluxes of plastics (1.3-301.4 kg/day) and associated $$^{137}$$Cs (5-6,752 Bq/day) in the studied rivers across different seasons. This study provides the first quantitative assessment of plastic-associated $$^{137}$$Cs flux in the riverine environments.

論文

Differential microbial roles in the organic layer and mineral soil determine radioactive cesium fate in forest ecosystems

小嵐 淳; 永野 博彦*; 中山 理智*; 安藤 麻里子; 永岡 美佳

Chemosphere, 389, p.144715_1 - 144715_11, 2025/11

放射性セシウム($$^{137}$$Cs)汚染は、特に森林生態系において長期的な課題となっている。土壌微生物が$$^{137}$$Csの運命を左右する役割は未だ不明な点が多い。本研究では、有機層と鉱物土壌における微生物、有機物、粘土鉱物の相互作用に着目して、微生物による$$^{137}$$Csの保持を評価した。その結果、微生物による$$^{137}$$Cs循環によって有機層中に生物利用可能な$$^{137}$$Csプールが維持されていることが示された。この微生物の関与は、有機層中の$$^{137}$$Cs放射能濃度が低下するにつれて減少した。鉱物土壌では微生物による$$^{137}$$Csの保持は最小限であり、粘土鉱物による固定化を間接的に促進する役割が示唆された。有機層における微生物による$$^{137}$$Cs保持は、地域、森林の種類、沈着後の時間に関わらず、$$^{137}$$Csの利用可能性によって制御されていることが明らかになった。これらの知見は、ヨーロッパと日本の森林における有機層における$$^{137}$$Csの残留性の違いを統一的に説明する。

論文

Radiocarbon-derived ages of carbon in live, dead, and newly emerged fine roots in a cool-temperate Japanese beech forest

小嵐 淳; 安藤 麻里子; 石塚 成宏*; 野口 享太郎*; 角野 貴信*; 中山 理智*

Frontiers in Forests and Global Change (Internet), 8, p.1654883_1 - 1654883_10, 2025/11

森林生態系において重要な炭素プール及び炭素フローを構成する樹木細根(直径2mm以下)の動態を解明するために、国内のブナ林土壌から細根を生根と枯死根を分けて採取するとともに、イングロースメッシュバック法によって新たに生成した根を採取し、$$^{14}$$C同位体比分析に基づいて炭素年齢を推定した。その結果、新規生産細根の生成には、光合成により新たに固定された炭素が使用されていることが明らかとなった。一方で、土壌中から採取した根の炭素年齢は、生細根で5$$sim$$23年、枯死細根で1$$sim$$34年であり、根の直径と比例して高くなった。光合成による炭素固定と、その固定炭素が新しい根の形成に使われるまでの時間差がほぼ無視できることから、観測された細根炭素の年齢は、植物が当年の光合成産物を用いて根を生産し、内部に蓄えられた($$^{14}$$Cが豊富な)古い炭素を利用してその後の根の成長を支えている、あるいは細根の一部が何年も生存していることを示唆している。この結果は、植物における土壌中への炭素配分プロセスを包括的に理解するための知見を提供する。

論文

Shift in the rhizosphere microbial communities between growing- and low-temperature dormant seasons in a northern hardwood forest

中山 理智; 舘野 隆之輔*

Plant and Soil, 512(1), p.89 - 105, 2025/11

 被引用回数:4 パーセンタイル:43.79(Agronomy)

植物細根の周辺土壌(根圏)の微生物は根滲出物や根との共生によって非根圏の微生物とは異なっており、植物の生育に重要な役割を担っている。しかし、特に冷温帯林の植物の休眠期に関して、根圏微生物の季節的な変動は不明である。我々は根圏の微生物群集を冷温帯の落葉広葉樹林において、休眠期の開始時、終了時そして成長期において調査した。外生菌根菌の相対優占度は成長期には根圏で高かったが、休眠期はその違いが不明瞭であり、共生している植物からの炭素供給の季節性が重要であることが示唆された。一方で、主に細菌から構成される根圏の主要な小グループは季節的な変動をせず、pHや含水率などの物理化学性に強く影響されていた。これらの結果は、根圏の真菌、細菌群集は植物の休眠期に対して異なる適応をしており、微生物同士および微生物と植物根との関係性が根圏において季節的に異なることを示唆するものである。

論文

Negligible tritium accumulation in Japanese flounder from treated water released from Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant; A Numerical simulation study

池之上 翼; 谷 享*; 川村 英之; 佐藤 雄飛*

Environmental Science & Technology, 7 Pages, 2025/09

 被引用回数:0 パーセンタイル:61.99

2023年以降、福島第一原子力発電所(1F)事故由来のトリチウムを含むALPS処理水が海洋放出されている。福島沿岸で採取された海産物のモニタリングの結果はトリチウム濃度の増加はごくわずかであることが示した。しかし、このモニタリングには、データ公開の遅れやサンプル数の制限といった制約がある。したがって、海産物に高濃度のトリチウムが蓄積する可能性を正確に評価するためには、予測による推定が必要である。本研究では、数値シミュレーションを用いて福島沿岸におけるヒラメ中トリチウム濃度を推定した。この推定では、トリチウム水(HTO)の海洋拡散モデルと海洋生物へのトリチウム移行モデルを組み合わせた。ヒラメへのトリチウムの蓄積は、生物中に長期間留まるトリチウムの化学形態である有機結合型トリチウム(OBT)として評価された。まず、海洋拡散モデルの再現性を福島沿岸の実測データを用いて検証し、計算結果と実測データとがよく一致することを確認した。次に、1Fからのトリチウム放出量を仮想的に最大と設定した場合のヒラメ中OBT濃度を推定した。その結果、1Fから100km以内の距離の場所であっても、OBTの最大濃度は環境水中のトリチウムの自然レベルと同程度であることが示された。また、本研究で推定されたヒラメ中OBT濃度の最大値に基づくと、ヒラメの摂取による内部被ばく量は無視できるレベルであった。

論文

Performance evaluation for rapid-dose estimation of radioactive plume dispersion based on pre-simulation database of wind conditions by large-eddy simulation

佐藤 拓人; 中山 浩成; 佐藤 大樹

Journal of Nuclear Science and Technology, 17 Pages, 2025/09

 被引用回数:0 パーセンタイル:0.00

本研究では、Nakayama et al. (2021)の手法に基づき、Large-eddy simulationモデルによる事前計算データベース(pre-sim DB)と現地観測を組み合わせ、原子力施設周辺における放射性プルームの拡散を迅速にモニタする実用的なフレームワークを開発した。提案手法の風況の再現性と大気拡散解析の性能を調査するため、pre-sim DBを用いてスタック周辺のモニタリングポストにおける線量率を評価し、観測値と比較した。pre-sim DBを用いる手法は、モニタリングポストにおける空間線量率の時間変化をよく再現できたものの、いくつかのピークを過大評価した。特に風の鉛直シアが顕著な場合、pre-sim DBを用いる手法の結果には顕著な誤差が見られた。これは、pre-sim DBを用いる手法が単一の観測点における値を用いて流れ場の復元を行うために、風の鉛直シアを取り込めないことが原因と考えられる。複雑な風況の再現性に関して手法的な限界は見つかったものの、Large-eddy simulationモデルを用いた非定常計算と比べて低い計算コストで再現が可能なことから、pre-sim DBを用いる手法は、線量率の迅速なシミュレーションに対して有用なツールとなりうるだろう。

論文

Assessment of suspended sediment and $$^{137}$$Cs sources during the flood event in the Fukushima river using $$^{13}$$C and $$^{14}$$C

中西 貴宏; 鶴田 忠彦; 舟木 泰智

Journal of Radioanalytical and Nuclear Chemistry, 7 Pages, 2025/07

 被引用回数:0 パーセンタイル:0.00(Chemistry, Analytical)

本研究では、放射性炭素同位体比$$Delta$$$$^{14}$$Cを指標として、福島第一原子力発電所事故後に河川に流出した懸濁態$$^{137}$$Csの発生源を特定した。出水時と平水時に懸濁物質を採取し、$$^{137}$$Cs濃度、$$Delta$$$$^{14}$$C、安定炭素同位体比を測定した。その結果、出水ピーク時に森林表層土壌流出の寄与が増加することが示された。さらに、流域における$$^{137}$$Csの沈着分布は、出水時の懸濁態$$^{137}$$Cs濃度の時間的変化に反映された。この手法は、放射性セシウム、炭素それぞれの動態を理解するために有用である。

論文

Estimation of microbial biomass based on water-extractable organic matter from air-dried soils from Japanese forests and pasture

永野 博彦*; 神田 裕貴*; 鈴木 優里*; 平舘 俊太郎*; 小嵐 淳; 安藤 麻里子; Guo, Z.*

Discover Soil (Internet), 2, p.27_1 - 27_9, 2025/04

Water-extractable organic matter (WEOM) obtained from air-dried soil samples can be used to estimate microbial biomass instead of chloroform fumigation extraction (CFE) using fresh, moist soils and toxic solvents. However, the accuracy of such WEOM-based estimates has not been evaluated. We evaluated relationships between WEOM measurements obtained from air-dried soils and microbial biomass measurements obtained through CFE based on 50 soil samples from each of 10 soil profiles in Japanese forests and pasture. The amount of water-extractable organic carbon (C) obtained from air-dried soils corresponded to 31% of microbial biomass C, demonstrating a strong correlation. This result supports our hypothesis that WEOM represents a quantitative alternative to microbial biomass, particularly for C, offering a solution to the practical difficulties involved in measuring microbial biomass using CFE.

論文

Evaluating sulfur-impurity removal and modern carbon contamination in different preparation methods for radiocarbon dating of soil samples by accelerator mass spectrometry

小嵐 淳; 竹内 絵里奈; 國分 陽子; 安藤 麻里子

Radiocarbon, 67(2), p.307 - 317, 2025/04

 被引用回数:0 パーセンタイル:0.00(Geochemistry & Geophysics)

加速器質量分析による土壌試料の放射性炭素($$^{14}$$C)年代測定は、陸域炭素循環の解明において極めて有用である。しかし、土壌試料の前処理においてふたつの困難がある。現代炭素の混入による試料の汚染と、硫黄不純物によるグラファイト生成の阻害である。そこで本研究では、3つの異なる前処理法について、$$^{14}$$Cを含まない試料と硫黄含有量が大きい土壌試料に対する$$^{14}$$C分析を行うことで、それらの前処理法の有効性を評価した。その結果、これらの前処理法は、少なくとも硫黄含有量が6.9%以下の土壌試料に対して適用可能であることが明らかになった。また、現代炭素による汚染の程度は前処理法によって異なるものの、いずれの方法でも、$$^{14}$$C年代が12,000年前未満の試料に対して、陸域炭素循環研究に利用する上で十分な精度をもって$$^{14}$$C年代を推定することができることを明らかにした。

報告書

令和5年度東京電力福島第一原子力発電所周辺における航空機モニタリング及び無人飛行機による放射線モニタリングに係る技術開発(受託研究)

普天間 章; 眞田 幸尚; 中間 茂雄; 佐々木 美雪; 越智 康太郎; 長久保 梓; 澤幡 義郎*; 川崎 義晴*; 岩井 毅行*; 平賀 祥吾*; et al.

JAEA-Technology 2024-021, 232 Pages, 2025/03

JAEA-Technology-2024-021.pdf:25.79MB

2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震による津波に起因する東京電力福島第一原子力発電所事故では、大量の放射性物質が周辺環境に飛散した。事故直後から、放射線の分布を迅速かつ広範囲に測定する手段として、航空機を用いた空からの測定方法が採用されている。日本原子力研究開発機構は、原子力規制庁からの受託事業として、有人ヘリコプター及び無人ヘリコプターを使用して、東京電力福島第一原子力発電所周辺の航空機モニタリングを継続的に実施してきた。本報告書では、令和5年度に実施したモニタリング結果について取りまとめ、過去のモニタリング結果との比較から空間線量率等の変化量を評価し、その変化要因について考察した。また、航空機モニタリングによる計数率から空間線量率への換算精度向上のために、地形の起伏を考慮に入れた解析を行った。地形の起伏を考慮する前後の解析結果を比較し、本手法による換算精度向上の効果を評価した。さらに、有人ヘリコプターについては、空気中のラドン子孫核種の弁別手法を測定結果に適用し、ラドン子孫核種が航空機モニタリングに与える影響を評価した。加えて、より効率的に広範囲な航空機モニタリングを展開するため、無人航空機によるモニタリングの技術開発を進めた。

報告書

各事故シナリオにおける原子力サイトごとの被ばく線量と屋内退避時の被ばく低減係数の評価(受託研究)

廣内 淳; 渡邊 正敏*; 林 奈穂; 長久保 梓; 高原 省五

JAEA-Research 2024-015, 114 Pages, 2025/03

JAEA-Research-2024-015.pdf:10.03MB

原子力事故によって汚染された地域では、事故後の初期及び長期にわたって、居住環境での滞在を通じて放射線を被ばくする。同じ事故シナリオであっても、原子力サイトごとに気象条件や周辺環境が違うため被ばく線量が異なり、防護措置の一つである屋内退避をした場合の被ばく低減効果も異なる。事故初期において屋内退避をした場合に想定される被ばく線量、または想定される被ばく低減効果などの情報は、住民や原子力防災計画を策定する国・自治体にとって重要な情報となる。そこで本報告書では、日本における原子力施設を有するサイトで、過去のシビアアクシデント研究で示された3つのシナリオ、原子力規制委員会で定められている放出シナリオ、東京電力福島第一原子力発電所事故を想定したシナリオの5つの事故シナリオに対して、確率論的事故影響評価コードの一つであるOSCAARを用いて被ばく線量及び屋内退避による被ばく低減効果を評価した。被ばく低減効果はサイト間で約20%の違いが見られ、これは風速のサイト間の違いによることを示した。

論文

Quantitative evaluation of carbon dioxide emissions from the subsoils of volcanic and non-volcanic ash soils in temperate forest ecosystems

阿部 有希子; 中山 理智*; 安藤 麻里子; 丹下 健*; 澤田 晴雄*; Liang, N.*; 小嵐 淳

Geoderma, 455, p.117221_1 - 117221_11, 2025/03

 被引用回数:0 パーセンタイル:0.00(Soil Science)

森林土壌に蓄積されている炭素の半分以上が下層土壌(30cm以深)に存在している。しかし、下層土壌の陸域炭素循環における寄与やそれを制御する要因については未解明な点が多い。そこで本研究では、下層土壌からのCO$$_{2}$$放出量を定量評価するとともに、CO$$_{2}$$放出に影響を与える要因を明らかにすることを目的とした。有機炭素蓄積特性の異なる2つのタイプの森林土壌(火山灰土壌と非火山灰土壌)を対象に、深さ60cmまでの土壌を採取し、培養実験により深さごとのCO$$_{2}$$放出速度を測定した。また、放出されたCO$$_{2}$$の放射性炭素同位体比を分析した。その結果、下層土壌からのCO$$_{2}$$放出は、全体(深さ0-60cm)の放出量の6-23%を担い、1950年以降に固定された有機炭素の分解に起因していることが明らかになった。下層土壌からのCO$$_{2}$$放出は、土壌微生物が利用しやすい有機炭素の量と微生物バイオマス量に規定されていることが示唆された。

論文

Effects of different accident scenarios and sites on the reduction factor used for expressing sheltering effectiveness

廣内 淳; 渡邊 正敏*; 林 奈穂; 長久保 梓; 高原 省五

Journal of Radiological Protection, 45(1), p.011506_1 - 011506_11, 2025/03

 被引用回数:0 パーセンタイル:0.00(Environmental Sciences)

原子力発電所事故によって汚染された地域に住む公衆は、初期から長期にわたって被ばくする。同じような事故シナリオであっても、放射線量や防護措置の一つである屋内退避の効果は、気象条件や周辺環境に左右される。原子力発電所事故の初期における放射線量と屋内退避の効果は、公衆だけでなく、原子力防災対策を計画する国や地方自治体にとっても重要な情報である。本研究では、レベル3PRAコードの一つであるOSCAARコードを用いて、過去のシビアアクシデント研究で利用された3つのシナリオ、原子力規制委員会が定めたシナリオ、福島第一原子力発電所事故に対応するシナリオの計5つの事故シナリオについて、日本国内の原子力施設を有するサイトにおける放射線量と屋内退避の効果を評価した。屋内退避の効果は、同一サイトにおける事故シナリオ間で最大約50%、同一事故シナリオのサイト間で約20%$$sim$$50%の差があった。事故シナリオ間の放射性核種組成の違いと、サイト間の風速の違いが、主にこのような屋内退避の効果の違いを引き起こした。

論文

Possible transition from silandic to aluandic andosols with acidification as evidenced by detailed profile investigation of two well-preserved forest andosols in Japan

Alam, M. M.*; 山北 絵理*; 井上 弦*; 小嵐 淳; 安藤 麻里子; 阿部 有希子; 中山 浩成; 森 裕樹*; 平舘 俊太郎*

Soil Science and Plant Nutrition, 12 Pages, 2025/03

Andosols are one of the major soil types in Japan. Andosols have been grouped into two distinct categories: Silandic and Aluandic, but their formation has not been well investigated. To clarify the formation process of the Andosols, two soil profiles were collected from natural forest sites at Aya (Sil-A) and Shiiba (Alu-A) in Miyazaki. The soil samples were analyzed for carbon stock, and chemical and mineralogical properties. Based on the analytical data, Sil-A was classified as a Silandic Andosol and an Allophanic Andosol, whereas Alu-A was classified as an Aluandic/Silandic Andosol and a Non-allophanic Andosol. The changes in the chemical and mineralogical properties with depth suggested that acidification had happened from upper layers, resulting in dissolution of the allophanic materials and formation of Al-humus complexes in both soils, and Alu-A would have been more deeply affected by this process than Sil-A. Therefore, we conclude that Silandic Andosols can be transformed into Aluandic Andosols with acidification.

論文

緊急時対応への大気拡散計算の有効活用に向けて; 大気拡散データベースシステムWSPEEDI-DBの開発

寺田 宏明; 都築 克紀; 門脇 正尚; 永井 晴康

日本原子力学会誌ATOMO$$Sigma$$, 67(2), p.113 - 117, 2025/02

2011年に発生した福島第一原子力発電所事故では、大量の放射性物質が大気中に放出され、広く拡散して環境汚染が生じた。このような原子力緊急時の対応と準備に有用な情報となる精緻な大気拡散計算結果を様々な条件に対して迅速に取得可能な数値シミュレーションシステムとして、大気拡散データベースシステム(WSPEEDI-DB)が完成した。本稿では、このWSPEEDI-DBの開発経緯、システムの概要および活用例を紹介する。

論文

Large-eddy simulation analysis on the area of influence of local hilly terrains on plume dispersion released from a stack

佐藤 拓人; Goger, B.*; 中山 浩成

SOLA (Scientific Online Letters on the Atmosphere) (Internet), 21, p.17 - 23, 2025/01

 被引用回数:0 パーセンタイル:0.00(Meteorology & Atmospheric Sciences)

本研究では、2次元的な2つの山脈を様々な間隔で設置し、それらを乗り越える気流のラージエディシミュレーションを行い、平均的な濃度分布の空間パターンを調査した。本研究の目的は、これらの実験結果から、施設近くの丘陵地形の影響によって、従来型のガウスプルームモデルによる濃度分布の推定が難しくなるような範囲を示すことである。シミュレーション結果をみると、山脈間の距離が山の高さ($$H$$)の10倍以下の場合、山脈に挟まれた谷の中は循環が支配的であった。これによって、谷が広い場合より高濃度の領域が形成された。山脈間の距離が10$$H$$より大きい場合は、風下側の山脈の影響が小さくなった。拡散幅でみた山脈の影響は、風上側の山脈から20$$H$$程度まで広がっていることがわかった。

論文

Comprehensive increase in CO$$_{2}$$ release by drying-rewetting cycles among Japanese forests and pastureland soils and exploring predictors of increasing magnitude

鈴木 優里*; 平舘 俊太郎*; 小嵐 淳; 安藤 麻里子; 蓬田 匠; 神田 裕貴*; 永野 博彦*

Soil (Internet), 11(1), p.35 - 49, 2025/01

 被引用回数:0 パーセンタイル:65.07(Soil Science)

The present study evaluated overall trends of the dry-wet cycle effect on carbon dioxide (CO$$_{2}$$) release and explored environmental and soil predictors for its effect size among ten Japanese forests and pastureland soils. In the 84-days incubation including three dry-wet cycles, CO$$_{2}$$ release was 1.3 to 3.7-fold greater than that under the continuously constant moisture condition. This increasing magnitude of CO$$_{2}$$ release by dry-wet cycles was found to correlate with pyrophosphate extractable aluminum content in soil. Whereas soil microbial biomass carbon was significantly lower in dry-wet cycle than in continuously constant moisture, there was no significant relationship between the microbial biomass decrease and the increasing magnitude of CO$$_{2}$$ release. Thus, the present study showed that comprehensive increase in soil CO$$_{2}$$ release by dry-wet cycles is regulated by organo-aluminum complexes which are vulnerable against dry-wet cycles.

論文

Dynamics of plastic debris and its density change between river compartments in the Tuul River system, Mongolia

Munkhbat, D.*; Battulga, B.; Oyuntsetseg, B.*; 川東 正幸*

Environmental Science and Pollution Research, 31(57), p.65548 - 65558, 2024/11

河川環境におけるプラスチック汚染はここ数十年で新たな懸念となっており、河川プラスチックの研究は世界的な注目を集めている。しかし、ほとんどのプラスチック研究は地表水や堆積物中の微小サイズのプラスチックの動態に焦点を当てており、環境中でのプラスチックの段階的な分解とサイズの縮小に関する研究はあまり行われていない。さらに、河川区画間のプラスチックごみの移動とその特性の変化は、川の運命に影響を与えるにもかかわらず、あまり理解されていない。この研究では、モンゴルのトゥール川水系の氾濫原、地表水、堆積物区画におけるプラスチック破片の存在量、サイズ、形状、ポリマーの種類、光分解段階の分布の変化を調査した。光分解段階は、赤外スペクトル データからのカルボニル インデックス(CI)を使用して評価された。プラスチックの存在量は、氾濫原では5.46$$pm$$3.53アイテム/m$$^{2}$$、地表水では155$$pm$$100.7アイテム/m$$^{3}$$、堆積物では128.4$$pm$$76.3アイテム/kgだった。マイクロプラスチックは3つの区画すべてのサイズ カテゴリで優勢であり、マクロプラスチックは氾濫原でのみ見つかった。

論文

Biofilm-mediated interactions between plastics and radiocesium in coastal environments

Battulga, B.; 中西 貴宏; 安藤 麻里子; 乙坂 重嘉*; 小嵐 淳

Environmental Science and Pollution Research, 31, p.60080 - 60092, 2024/10

プラスチックの破片が水生環境および陸上環境で遍在的に分布していることが報告されている。しかし、プラスチックと放射性核種との相互作用や、環境プラスチックの放射能についてはほとんど知られていない。今回われわれは、環境中のプラスチックと放射性セシウム($$^{137}$$Cs)の間の相互作用媒体としてのプラスチック関連バイオフィルムの役割を調査するためにプラスチック破片の表面で発達するバイオフィルムの特徴を調べる。バイオフィルムサンプルは日本の二つの対照的な沿岸地域から収集されたプラスチック(1-50mm)から抽出された。プラスチックの放射能は、バイオフィルムの$$^{137}$$Cs放射能濃度に基づいて推定され、周囲の環境サンプル(つまり、堆積物や砂)と季節ごとに比較された。$$^{137}$$Csの痕跡は、バイオフィルムの放射能濃度21-1300Bq kg$$^{-1}$$(乾燥重量)のバイオフィルムで検出され、これは0.04-4.5Bq kg$$^{-1}$$プラスチック(乾燥重量)に相当する。われわれの結果は$$^{137}$$Csとプラスチックとの相互作用を明らかにしバイオフィルム中の有機成分と鉱物成分が環境プラスチック中の$$^{137}$$Csの保持に不可欠であるという証拠を提供する。

論文

Dynamics and functions of microbial communities in the plastisphere in temperate coastal environments

Battulga, B.; 中山 理智; 松岡 俊将*; 近藤 俊明*; 安藤 麻里子; 小嵐 淳

Water Research, 264, p.122207_1 - 122207_12, 2024/10

 被引用回数:9 パーセンタイル:84.93(Engineering, Environmental)

環境中のマイクロプラスチック(MP、サイズ: $$<$$5mm)上の微生物の付着とバイオフィルムの形成に対する注目が高まっている。ここでは、微生物の生態と水生生態系への影響についての理解を深めるために、プラスティスフィア内の微生物群集を調査する。我々は、16S遺伝子とITS遺伝子のアンプリコン配列を使用して、日本の2つの対照的な沿岸地域のMP、地表水、底質、海岸砂における細菌および真菌群集の構成と多様性を特定した。サンプルの種類と研究場所に応じて、大幅に異なる微生物の多様性と分類学的組成が検出された。炭化水素分解群集の定着とMP上での病原体の発生の結果として、微生物分類群の複雑なプロセスがMP関連バイオフィルムの特性、ひいてはMPの特性に影響を与える。この研究は、MP関連バイオフィルムにおける微生物の代謝機能に焦点を当てており、これは地球生態系に対するプラスチック破片の真の影響を明らかにする鍵となる可能性がある。

1503 件中 1件目~20件目を表示