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文沢 元雄; 亀田 晃之*; 中川 隆志*; Wu, W.*; 吉川 榮和*
Nuclear Technology, 141(1), p.78 - 87, 2003/01
被引用回数:5 パーセンタイル:36.81(Nuclear Science & Technology)原子炉運転制御盤の操作性の改善を図るため、運転員の行動様式に着目した、客観的データを検討することは重要である。原子炉運転員のヒューマンエラーを左右する主要なファクター(客観的データ)の1つにワークロードがある。ワークロードは運転員の身体的,精神的な負担の指標であり、本研究ではワークロードとして、移動距離,タスク実行時間,記憶量などを扱う。ワークロードの低減を図るには、原子炉制御盤(Human Machine Interfaces: HMI)を操作する運転員のワークロードを定量的並びに正確に評価する必要がある。本研究では、複数運転員(運転クルー)が操作する原子炉プラントのHMI設計を対象に、反復設計を効率的に実施するための計算機システム,SEAMAID(Simulation-based Evaluation and Analysis support system for MAn-machine Interface Design)を開発した。すなわち、HMI設計をワークロードという指標により評価するためのシステム開発を行った。併せて、CRT(記録計の監視可能なモニター)を旧来の制御盤に導入することで、運転員のワークロード(移動距離,視点移動距離など)がどの程度低減できる制御盤設計が可能であるかを検討した。
亀田 晃之*; 佐藤 増雄*; 玉置 哲男*; 府川 直弘*; 佐野 健二*; 吉田 恵*
PNC TJ901 85-08, 110 Pages, 1985/02
近年,"オペレーショナルセーフティ"の観点から,原子力プラント運転に関する多くの分野で,マンマシンインタフェースの開発が進められている。そのマンマシンインタフェースのひとつとして,運転員の状況判断を支援する運転ガイドシステムの開発があげられる。これは,運転員が必要とする情報をプラント状態に応じ的確に提供することにより,人間と機械との接点において両者の強調を図ることを目的としたものである。そこで,本設計では,さらに人間と機械系との協調を深めるため,両者間の意思疎通を積極的に碓保することを目指し,高速実験炉「常陽」の運転操作性の向上を目的とした運転ガイドシステムに関する下記項目の予備設計を行なった。・プラント状態監視機能・知識データベースに基づくプラント状態診断機能・経験データベースに基づくプラント状態診断機能・情報表示機能・会話機能・ハードウェアシステム構成なお,本運転ガイドシステムは図終的には「常陽」実機への適用を目的としたものであるが,その前段階として「常陽」運転訓練シミュレータを利用して検証することを計画しており,シミュレータとのインタフェース及ひシミュレータ側に必要となる改造点についても検討した。