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峰原 英介; 永井 良治; 沢村 勝; 高雄 勝*; 杉本 昌義; 佐々木 茂美; 大久保 牧夫; 菊澤 信宏; 佐々部 順*; 鈴木 康夫; et al.
Nuclear Instruments and Methods in Physics Research A, 358, p.ABS30 - ABS31, 1995/00
被引用回数:0 パーセンタイル:0.01(Instruments & Instrumentation)昨年原研自由電子レーザーは最初の定格エネルギーの加速を行った。今年5月に自発放射光を観測し、現在発振準備を進めている。現在の施設の現状を報告する。
峰原 英介; 永井 良治; 沢村 勝; 高雄 勝*; 杉本 昌義; 佐々木 茂美; 大久保 牧夫; 菊澤 信宏; 佐々部 順*; 鈴木 康夫; et al.
新材料開発を目指すイオン・レーザービーム技術に関するシンポジウム報文集, 0, p.163 - 166, 1994/00
原研自由電子レーザーは現在15MeVの電子エネルギーでビーム輸送実験が行われている。冷凍機、高周波系等に種々の問題が発生しているが、実験と並行して改善が進められている。自発放射光の観測と現在準備中の発振実験についても報告する。
峰原 英介; 永井 良治; 沢村 勝; 高雄 勝*; 菊澤 信宏*; 杉本 昌義*; 佐々木 茂美; 大久保 牧夫; 佐々部 順*; 鈴木 康夫; et al.
Nuclear Instruments and Methods in Physics Research A, 331, p.182 - 185, 1993/00
被引用回数:9 パーセンタイル:66.93(Instruments & Instrumentation)原研自由電子レーザーシステムは超電導RFリニアック駆動であるため、準連続波運転が可能であり、大平均出力を得ることができる。超電導リニアックを用いるFELはその他の方式の大出力FELに比べて、加速器系の困難が大きい反面、レーザー系の困難が少ないと考えられる。現在までの実験の状況と冷凍機、高周波電源、真空系、輸送系、超電導加速器系の製作、設置、試験状況について報告する。
菊澤 信宏*; 峰原 英介; 沢村 勝; 永井 良治; 高雄 勝*; 杉本 昌義; 大久保 牧夫; 佐々部 順*; 鈴木 康夫; 河原崎 雄紀*
Nuclear Instruments and Methods in Physics Research A, 331, p.276 - 281, 1993/00
被引用回数:15 パーセンタイル:79.44(Instruments & Instrumentation)原研自由電子レーザーシステムは超電導RFリニアックを利用しているため、液体ヘリウム冷却系が必要となる。原研では閉回路ヘリウムガス冷凍機による内部冷却方式を採用し、設計・開発を行った。特に、冷凍機の冷却能力に限界があるため、クライオスタットの設計には注意を要する。また、冷凍機の加速器に与える影響について調べるためにテストクライオスタットを製作し、実証試験を行った。現在までの設計の手法や結果、実証試験の結果等について報告する。
峰原 英介; 永井 良治; 沢村 勝; 高雄 勝*; 菊澤 信宏*; 杉本 昌義; 佐々木 茂美; 大久保 牧夫; 佐々部 順*; 鈴木 康夫; et al.
Proc. of the 5th Japan-China Joint Symp. on Accelerators for Nuclear Science and Their Applications, p.104 - 108, 1993/00
原研では、15MeVの超電導電子線型加速器を用いた高平均出力、準連続波加速可能な自由電子レーザーのプロトタイプを開発、建設している。超電導加速器をドライバーとするFELはレーザー本体の困難を大きく軽減する。現状及び将来計画について報告、議論を行う。
羽鳥 良一*; 佐々部 順*; 河原崎 雄紀*
JAERI-M 92-188, 15 Pages, 1992/12
自由電子レーザー実験におけるビーム診断のためのOTRビームモニターを開発している。東大RFライナックからの12MeVの電子ビームがアルミニウムを蒸着した合成石英スクリーンを通過するときにでるOTR光がI-CCDカメラで観測された。カメラの焦点をスクリーン上にあわせた時にはビームの空間分布が測定され、無限遠にあわせた時にはOTR光の角度分布が観測された。これらのパターンの解析により、ビームのエネルギーと発散角に関する情報が同様に得られた。
大久保 牧夫; 杉本 昌義; 沢村 勝; 益子 勝夫; 峰原 英介; 高部 正幸*; 佐々部 順*; 河原崎 雄紀
Nuclear Instruments and Methods in Physics Research A, 296, p.270 - 272, 1990/00
被引用回数:6 パーセンタイル:62.04(Instruments & Instrumentation)強力な可変波長の光源として、自由電子レーザー(FEL)の可能性を確認するために、赤外領域自由電子レーザーの開発を進めている。システム全体は、超電導加速器を中心にしている。電子銃からの250KVパルスド・ビーム(4ns,10MHz)を、サブ・ハーモニック・バンチャ、バンチャによりバンチした後、超電導前段加速空胴および主加速空胴で20MeV付近まで加速する。このビームをアンジュレータ磁石に通し、赤外光発振を得る予定である。本文では計画の概要と、製作完了した入射系の一部につき報告する。
沢村 勝; 河原崎 雄紀; 大久保 牧夫; 益子 勝夫; 峰原 英介; 杉本 昌義; 吉川 博; 高部 正幸*; 佐々部 順*
Part. Accel., 33, p.183 - 188, 1990/00
自由電子レーザーの発振のためには高輝度(低エミッタンス・高電流密度)、高エネルギー分解能の電子ビームが必要である。原研では、自由電子レーザー用の超電導リニアックの建設を行っており、その詳細設計を行なった。電子銃においては、電極構造を工夫し、加速電圧を上げ、カソード径を選ぶことにより必要なビーム品質が得られた。サブハーモニックバンチャとバンチャの組合わを最適化しても、空間電荷効果のため縦方向の十分なビーム品質を得ることができないため、エネルギーセレクタによってビーム品質を向上させる。その際、エネルギー分散によるエミッタンスの増加をおさえるような磁石の設計を行なった。ビームエネルギーの違いによるアンジュレータ・パラメータ、ゲインの計算を行い、十分なゲインが得られた。
沢村 勝; 大久保 牧夫; 益子 勝夫; 峰原 英介; 杉本 昌義; 高部 正幸*; 河原崎 雄紀; 佐々部 順*
Proc. of the 14th Linear Accelerator Meeting in Japan, p.29 - 31, 1989/09
原研で製作中の自由電子レーザー用の超電導加速器計画の概要を述べる。昨年度はサブハーモニックバンチャー、バンチャ-、輸送系の一部、高周波系の一部の製作を行った。そのうち、サブハーモニックバンチャーについて空胴のQ値を測定し、計算値の約70%を得た。自由電子レーザーの発振に必要なビームのエネルギー分解能を得るためにはエネルギーセレクターが必要となることがわかったが、エネルギー分散によってエミッタンスが悪くならないようにするために、いくつかのタイプのエネルギーセレクターについて比較検討した。
大久保 牧夫; 河原崎 雄紀; 鹿園 直基; 益子 勝夫; 峰原 英介; 杉本 昌義; 沢村 勝; 高部 正幸*; 佐々部 順*
Proceedings of the 7th Symposium on Accelerator Science and Technology, p.190 - 191, 1989/00
自由電子レーザーは、可変波長で強力な光源として、期待されている。その可能性を確認するため、原研では赤外領域の自由電子レーザーの開発を進めている。電子銃からの250KVのパルスド・ビーム(4ns,10MHz)を、サブ・ハーモニック・バンチャ及びバンチャによりバンチした後、超電導前段加速空胴および主加速空胴により20MeV付近に加速する。このビームをアンジュレータ磁石に通し、赤外光発振を得る予定である。計画の概要と製作完了した入射系の一部につき報告する。