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阿曽 尚文*; 大和田 謙二; 綿貫 徹; 町田 晃彦; 大村 彩子; 稲見 俊哉; 本間 佳哉*; 塩川 佳伸*; 廣田 和馬*; 佐藤 憲昭*
Journal of the Physical Society of Japan, 75(Suppl.), p.88 - 90, 2006/08
強磁性超伝導体UGeにおいて、低温高圧下において理論的に予測されたCDWの探索を行った。実験は放射光を用いた振動写真法により行われたが、基本反射強度の10
の範囲でCDWを示唆する反射を観測することはできなかった。
Hiess, A.*; Bernhoeft, N.*; 目時 直人; Lander, G.*; Roessli, B.*; 佐藤 憲昭*; 阿曽 尚文*; 芳賀 芳範; 小池 良浩*; 小松原 武美*; et al.
Journal of Physics; Condensed Matter, 18(27), p.R437 - R451, 2006/07
被引用回数:32 パーセンタイル:32.65(Physics, Condensed Matter)本論文はUPdAl
の単結晶試料を用いて行った中性子非弾性散乱実験から結果を示す。私たちは幅広いエネルギー範囲に及ぶ中性子非弾性散乱実験の結果からわかった動的磁性の波数-エネルギー依存性を分析し、2つのグループにより独立に発表されたデータと比較する。この研究は反強磁性と超伝導性の共存状態に対してユニークな洞察をもたらす。
藤森 伸一; 斎藤 安治*; 関 雅晴*; 田村 好司*; 水田 宗徳*; 山木 健一郎*; 佐藤 健*; 岡根 哲夫; 田中 順章*; 佐藤 憲昭*; et al.
Journal of Electron Spectroscopy and Related Phenomena, 101-103, p.439 - 442, 1999/00
被引用回数:5 パーセンタイル:26.63(Spectroscopy)UPdAl
におけるU5f電子状態を調べるために、UPd
Al
に対するX線光電子分光実験及びU
La
Pd
Al
に対する共鳴光電子分光実験を行い、得られたスペクトルとバンド計算結果の比較を行った。X線光電子スペクトルでは、特にフェルミ準位付近の構造がバンド計算によって良く再現されており、スペクトルを理解する上において、バンド計算が良い出発点であることが示された。一方の共鳴光電子スペクトルは、実験と計算でスペクトル構造が全く異なっており、さらにウラン原子をランタン原子によって置換を行ったU
La
Pd
Al
においても、スペクトル構造には変化が見られなかった。これらの実験結果は、共鳴光電子スペクトルがU5f電子の局在的な情報を反映しており、一方のX線光電子スペクトルはU5f電子の遍歴的な性質を反映していることを示している。
佐藤 憲昭*; 阿曽 尚文*; 立岩 尚之*; 古賀 信彦*; 小松原 武美*; 目時 直人
Physica B; Condensed Matter, 230-232, p.367 - 369, 1997/00
被引用回数:15 パーセンタイル:66.13(Physics, Condensed Matter)重い電子系超伝導体UNiAl
及びUPd
Al
の上部臨界磁場の異方性と中性子散乱実験の結果について報告する。この2種の化合物について上部臨界磁場の異方性を測定したところ、UNi
Al
では磁場がa軸に平行な場合の方がc軸に平行な場合よりも大きく、UPd
Al
とはその異方性が逆転していることがわかった。この異方性の違いは、これらの化合物では異なった超伝導状態が安定化しているためと考えられる。UPd
Al
の中性子散乱実験によって超伝導転移温度の上下で変化するスピン揺らぎが見つかり、これは異方的なギャップを反映していると思われる。またUNi
Al
では磁気及び超伝導秩序変数の結合を示す結果が得られた。重い電子系超伝導体のなかでも磁気モーメントが比較的大きく、磁気秩序が安定と考えられる物質では、本研究においてはじめて秩序変数の結合が観察された。
伊藤 孝; 髭本 亘; 鈴木 博之*; 井村 敬一郎*; 佐藤 憲昭*
no journal, ,
SmSは0.1eV程度の小さなエネルギーギャップをもつ黒色の絶縁体であり、0.65GPa程度の圧力を印加することにより黄金色を呈する金属相へと転移することが知られている。これに加え、低温において数々の異常物性が観測されており、これらの発現において励起子が重要な役割を演じている可能性が指摘されている。我々はSmSにおける励起子の電子状態を明らかにするために、ミュオンスピン回転・緩和法による測定を行った。SmSに粒子を打ち込むと、電子を1つ捕らえて「浅いミュオニウム」と呼ばれる水素原子状の束縛状態を形成する。この浅いミュオニウムと励起子の有効ボーア半径および束縛エネルギーは共通のモデルにより近似的に記述できることから、ミュオニウムの電子状態を調べることにより励起子に関する知見を得ることができると期待される。測定の結果、常圧下におけるミュオニウムの有効ボーア半径は0.33nmであり、加圧によりこの値が増加傾向を示すことが明らかになった。励起子も同様の振る舞いを示すと考えられる。
Scheneidewind, A.*; Hiess, A.*; Stockert, O.*; 阿曽 尚文*; 佐藤 憲昭*; Raymond, S.*; 金子 耕士; Blackburn, E.*; Steffens, P.*; Lander, G. H.*
no journal, ,
Inelastic neutron scattering (INS) has been of particular importance in studying the interrelation of magnetism and superconductivity by determining the momentum- and energy-dependent microscopic spin dynamics in both the normal and superconducting state. In this context, we recently revisited the spin dynamics in the iso-structural magnetic superconductors UPdAl
(
= 2K) and UNi
Al
(
= 1K). The magnetic order in UPd
Al
is commensurate with
= (0, 0, 0.5), but incommensurate in UNi
Al
with
= (0.39, 0, 0.5). We here present new INS results on the normal state spin dynamics of UNi
Al
in high resolution TAS mode as well as with the FlatCone set-up, and the influence of magnetic field on the spin dynamics in the superconducting state in UPd
Al
with a half-polarized setup.