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兒島 弘直*
PNC TJ168 83-05, 12 Pages, 1980/03
53年度までの外熱式による封入試験の結果から,外熱式容器のパッキング,シール性に問題があることが判明したので,本年度は内熱式封入容器の製作を行った。その操作系統図と容器内部断面図を図1および図2に示す。内熱式は容器内部に加熱部分を包んでいるので,容器外部を水冷することができ,ねじの部分のパッキング材としてテフロンなど有機材料が使用できるため外熱式ほどシール性に気を配る必要はない。本容器を使用した500,1,000atmまででは特に問題は起こらなかった。図1に示すように本年度はガスの回収回路を設け,封入後の残留ガス回収操作についても検討した。その結果容器内圧力が15Kg/cm2までのガスを回収することができた。加熱部分は3段階に分けて,温度の測定および制御ができるようにしてあるが,ガスの対流が大きく,定常状態では下部のヒーターのみが通電され,一番上部のヒーターにはほとんど通電の必要はなかった。