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大島 貴幸; 松田 俊明; 次田 友宣; 坂田 信也; 佐藤 稔; 小岩 素直*
Review of Scientific Instruments, 72(1), p.517 - 519, 2001/01
被引用回数:6 パーセンタイル:39.80(Instruments & Instrumentation)1988年から運用しているTMDS (Transient Mass Data Storage System) は、高速サンプリング時間で大容量のデータ収集を行うものでありJT-60データ処理設備特有のシステムである。TMDSはミニコンピュータと半導体メモリで構成され、5secごとにデータ収集し、データ総量約300MB/ショットのデータを直接接続されたショット間処理計算機(ISP)に転送する。TMDSは老朽化のためCPUやチャンネル数を増力することはできず、1996年に高速VMEデータ収集装置FDSを開発し並行運用してきた。これは6MB/チャネル、1または5
secごとにデータ収集ができ、WSとVMEメモリモジュールから構成される。今回TMDSを更新するにあたりFDSの技術をもとに、大容量データ転送のためにシステムを開発した。そしてギガビットイーサネットスイッチでTMDS、データサーバ及びISPを接続した。
松田 俊明; 次田 友宣; 大島 貴幸; 坂田 信也; 佐藤 稔; 小岩 素直*; 青柳 哲雄*
Fusion Engineering and Design, 48(1-2), p.99 - 104, 2000/08
被引用回数:7 パーセンタイル:46.15(Nuclear Science & Technology)JT-60データ処理システムは多くの計算機からなり、進展する計算機ネットワーク技術を利用した近代化が進められている。本システムにおいては2つの大きな変更があった。主計算機が最新のCMOS技術を用いた互換機に更新され、ほぼ同一性能で、消費電力及び使用空間が大巾に削減された。又、FDDI付のギガビット・イーサネットのスイッチが導入された。これは、データサーバと主計算機及び多くのデータ収集用ワークステーションの高速接続に使用される予定である。その他、データサーバ,VMEbusを利用した高速データ収集システム,CICU(CAMACインタフェース制御装置)がワークステーションを利用して整備された。
坂田 信也; 小岩 素直*; 青柳 哲雄*; 松田 俊明
Fusion Engineering and Design, 48(1-2), p.225 - 230, 2000/08
被引用回数:6 パーセンタイル:41.92(Nuclear Science & Technology)JT-60データ処理設備実時間処理計(RTP)は、JT-60実験放電で生成されるプラズマに対し、フィードバック制御を行うためのパラメータとなる複数の計測データを収集し、収集した各計測データに任意の演算処理を実施した後、全系制御設備に転送するという一連の処理を1ms周期で実施している。この一連の処理を実時間処理と呼ぶ。近年、フィードバック制御の多様化に伴い、パラメータとなる計測データの増加、演算処理の複雑化により実時間処理のさらなる高速化が求められてきた。本報告では現システムの紹介とシステム導入当初から現システムに至るまでの改良部分、そして改良による処理時間の短縮化について述べる。
坂田 信也; 小岩 素直*; 青柳 哲雄*; 松田 俊明
JAERI-Tech 2000-043, 48 Pages, 2000/07
JT-60立ち上げ当初、データ処理設備実時間処理計算機(RTP)としてミニコンピュータを中心としたシステムが構築されていた。しかし、システムの老朽化に伴い、保守することが困難な状態になりつつあった。一方、近年のUNIX系ワークステーションの性能向上は著しく、ソフトウェア、ハードウェアの保守の容易さ、及び機能の拡張性から、ミニコンピュータを中心としたシステムに変わる新システムとして、UNIX系ワークステーションを中心としたシステムを構築した。本報告書では、新データ処理設備実時間処理計算機(RTP)の概要、基本設計、及び近年の高速化改造について述べる。
松田 俊明; 次田 友宣; 大島 貴幸; 佐藤 稔; 坂田 信也; 濱松 清隆; 西谷 健夫; 小岩 素直*
Review of Scientific Instruments, 70(1), p.502 - 504, 1999/01
被引用回数:6 パーセンタイル:46.39(Instruments & Instrumentation)1996年より、原研、LANL、PPPLの協力の下に、JT-60実験遠隔参加が成功裏に行われてきた。遠隔解析システムは解析サーバとデータサーバからなっており、JT-60データにアクセスするためのものである。遠隔実験参加者はインターネット経由で本システムを使いデータ解析を行う。遠隔計測は制御プログラムを改良し、海外のワークステーションがJT-60制御室のワークステーションと交信するようにして実現された。これによりリアルタイムでの測定器の制御及びカマックのデータのモニターが可能となった。両システムは、ISDNで利用したテレビ会議システムを用いて遠隔地の研究室とJT-60制御室間でリアルタイムの交信をしつつ使用される。
松田 俊明; 青柳 哲男*; 齋藤 直之; 次田 友宣; 大島 貴幸; 坂田 信也; 佐藤 稔; 渡辺 和彦*; 小岩 素直*
Fusion Engineering and Design, 43(3-4), p.285 - 291, 1999/00
被引用回数:8 パーセンタイル:52.85(Nuclear Science & Technology)JT-60データ処理システムは、汎用計算機を中心に多くのミニコンピュータ、マイクロコンピュータで構成されている。しかし、ミニコンピュータ、マイクロコンピュータについては旧式化してきたため、近年発達の著しいワークステーション、ネットワーク技術を利用した改造を実施してきた。ここでは、TMDS、CICUの例を述べる。また、その技術を利用して、JT-60遠隔実験参加のシステム整備も実施してきた。そのシステムを利用し、米国の研究所との国際協力研究に大きな成果をあげることができた。