Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
片桐 政樹
小島 孝広*; 今井 幸治*; 筒井 紀彰*
【課題】リチウム6(6LI)及びホウ素10(10B)を中性子コンバータとして含有したガラスシンチレータで、CEドープ量が5%以下で良く蛍光を発する中性子用シンチレータを提供する。 【解決手段】リチウム6(6LI)を95%以上濃縮したリチウムと、ホウ素11(11B)を99%以上濃縮したしたホウ素(B)と、リン(P)から構成され、リチウム6(6LI)の構成比がモル%で45%であり、ホウ素(B)の構成比がモル%で20%であり、リン(P)の構成比がモル比で35%であるガラスにセリウム(CE)をモル%比で1%加えた中性子用ガラスシンチレータを作製した。発光波長は345NMであった。製作した中性子用シンチレータの中性子に対する波高スペクトルを測定し、ピークが電気的ノイズと十分分離できることを確認した。
片桐 政樹
小島 孝広*; 今井 幸治*; 筒井 紀彰*
【課題】接着剤を用いず、ホウ酸(H3BO3)あるいは無水ホウ酸(B2O3)が適当な温度条件で溶融することを利用して接着し、粒子のエネルギーの損失無く蛍光体を蛍光させる中性子用シンチレータを提供する。 【解決手段】ホウ素10(10B)を96%含有したホウ素を原料としたホウ酸(H3BO3)に、ZNS:AGを重量%で30%混合し、650℃の温度で電気炉内で溶融し、24時間溶かして混合した状態を維持し、室温に温度を下げる。製作した中性子用シンチレータは熱中性子に対して42.6%の検出効率を持つ。