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梶本 亮一; 望月 秀記*; 吉澤 英樹*; 新谷 寛*; 木村 剛*; 十倉 好紀*
Journal of the Physical Society of Japan, 74(9), p.2430 - 2433, 2005/09
被引用回数:39 パーセンタイル:79.79(Physics, Multidisciplinary)A型反強磁性秩序を示すPrMnOと長距離磁気秩序を示すTbMnO
のマグノン励起を中性子非弾性散乱実験によって調べた。LaMnO
の結果(K. Hirota
)も合わせて議論することで
イオンの違いによるスピン交換相互作用の系統的な変化を明らかにした。
イオンの半径が小さくなるにつれて
面内の最近接サイト間の交換相互作用は急激に減少し、TbMnO
では有限の次近接サイト間交換相互作用が存在する。対照的に
軸方向の交換相互作用の
依存性は非常に小さい。これらの結果は、
MnO
における磁気構造の変化は最近接サイト間相互作用と次近接サイト間相互作用の競合によって引き起こされるという説(T. Kimura
)と整合している。