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論文

Behavior of Nb$$_{3}$$Sn cable assembled with conduit for ITER central solenoid

名原 啓博; 諏訪 友音; 高橋 良和; 辺見 努; 梶谷 秀樹; 尾関 秀将; 櫻井 武尊; 井口 将秀; 布谷 嘉彦; 礒野 高明; et al.

IEEE Transactions on Applied Superconductivity, 25(3), p.4200305_1 - 4200305_5, 2015/06

 被引用回数:0 パーセンタイル:0.00(Engineering, Electrical & Electronic)

JAEA procures all superconductors for central solenoid (CS) in the ITER project. The cable is inserted into a conduit and compacted with it. During the insertion, the number of the rotation at the point ($$N_{p}$$) of the TF cable increased linearly to 50 against the inserted cable length ($$l_{i}$$). At first, $$N_{p}$$ of the CS cable also increased linearly by $$l_{i}$$ of 150 m. However, the increasing rate declined and the $$N_{p}$$ became constant to 30 at 600 m. During the compaction, the number of the rotation at the tail ($$N_{t}$$) of the CS cable increased linearly to 69 against the compacted cable length ($$l_{c}$$). It is important to measure not only $$N_{p}$$ but also $$N_{t}$$ because the rotation affects the twist pitch of the cable ($$l_{p}$$). After manufacturing the CS conductor, an X-ray transmission imaging made clear the $$l_{p}$$ along the whole length of the conductor for the first time. The $$l_{p}$$ peaked at the point; thus, a conductor sample should be taken there to investigate the effect of the $$l_{p}$$ elongation on the conductor performance.

論文

Two-dimensional sodium fluctuation at high temperatures in high-temperature thermoelectric material $$gamma$$-Na$$_{0.7}$$CoO$$_{2}$$

社本 真一; 長谷川 裕毅*; 梶谷 剛*

Japanese Journal of Applied Physics, Part 1, 45(8A), p.6395 - 6397, 2006/08

 被引用回数:4 パーセンタイル:17.03(Physics, Applied)

高温でZT$$>$$1となる高い性能指数を持つ熱電物質$$gamma$$-Na$$_{0.7}$$CoO$$_{2}$$について、粉末パルス中性子回折データの結晶PDF解析を用いて調べた。高温でのナトリウムと酸素原子間の相関においてPDFピークの幅が顕著に広がった。このことからナトリウム原子がNaO$$_{6}$$プリズムから頻繁に出ていることを示している。言い換えれば、ナトリウム原子は高温で2次元層内で動き回っている。ナトリウム原子がプリズムから抜け出すNa-O相関の臨界距離以下でのPDF強度は、熱伝導度と反比例している。このことは、頻繁に起こるナトリウムの飛び移りに伴い、フォノンの寿命が短くなり、それにより熱電発電の性能が高くなっていることを示している。

論文

Search for orbital excitation in YTiO$$_3$$ by neutron scattering

社本 真一; 坪田 雅己*; 伊賀 文俊*; F${aa}$k, B.*; 梶谷 剛*

Journal of Neutron Research, 13(1-3), p.175 - 178, 2005/03

30Kの強磁性転移温度を持つYTiO$$_3$$を、5, 40, 200Kの温度で、また130, 500meVの入射エネルギーで、MARI分光器によって調べた。広いQ-E領域(0.5$$<$$Q$$<$$25$AA $^{-1}$$, 6$$<$$E$$<$$350meV)で、明瞭な軌道励起は観測できなかった。軌道励起の強度はフォノンに比べて顕著に低いと思われる。

論文

Phonon anomaly on Na$$_x$$HfNCl superconductors with ${it T}$$$_c$$=22 K

社本 真一; 平井 淳郎*; 山中 昭司*; 阿曽 尚文*; 梶谷 剛*

Journal of Neutron Research, 12(4), p.295 - 300, 2004/12

T$$_c$$=22Kのx=0.27と0.38のNa$$_x$$HfNCl超伝導体について、中性子粉末非弾性散乱実験を行った。その結果、例えば前者の試料では、E=15, 29, 76と81meVで、温度に依存したフォノン異常が見つかった。そのなかで、Q=6$AA $^{-1}$$で、E=14.5meVのフォノン異常は両方の試料で再現され、T$$_c$$よりもずっと高い40Kから、その異常が始まることを見つけた。 そのフォノンは、ab-面内のE$$_u$$モードであり、おもに塩素とハフニウム原子が振動している。この振動は、バンド構造を変調するものである。キャリアの不均一性の観点から、フォノン異常を議論した。

論文

Short-range spin order and magnetic excitations in diluted magnetic semiconductor Zn$$_{0.568}$$Mn$$_{0.432}$$Te

小野 泰弘*; 社本 真一*; 佐藤 圭*; 神谷 毅*; 佐藤 敏雄*; 岡 泰夫*; 山口 康男*; 大山 研治*; 森井 幸生; 梶谷 剛*

Journal of Physics and Chemistry of Solids, 60(8-9), p.1253 - 1255, 1999/00

 被引用回数:2 パーセンタイル:17.04(Chemistry, Multidisciplinary)

半磁性半導体Zn$$_{0.568}$$Mn$$_{0.432}$$Teを中性子回折法と冷中性子散乱法により100K以下で調べた。磁気散漫散乱強度分布の測定から2種類の反強磁性短距離秩序が共存することが判明した。タイプI反強磁性短距離秩序成分は、5テスラの磁場下ではスピングラス転移温度Tg=17K以下で減少する。さらに、Tgで準弾性散乱強度が増大することや14K付近で非弾性散乱ピークが1.0MeVあたりに広く出現することを見いだした。

論文

Thermal expansion measurements on rhombohedral Y$$_{2}$$Fe$$_{17}$$ and Y$$_{2}$$Fe$$_{17}$$N$$_{3.1}$$

小山 佳一*; 藤井 博信*; 牧原 義一*; 梶谷 剛*; 森井 幸生

Journal of the Magnetics Society of Japan, 23(1-2), p.468 - 470, 1999/00

斜方面体Y$$_{2}$$Fe$$_{17}$$について粉末X線及び中性子線回折実験を行った。室温以下ではFe(C)-Fe(C)ダンベル対間の距離が変化しないことが判明した。一方、C軸方向には大きな自発磁歪が観測されており、その原因はダンベルでの局所的な相互作用エネルギーを下げるためではなく、3d遍歴電子系全体の磁気相互作用エネルギーを最小にするように歪が生じるためであると考えられる。一方窒化によって自発磁歪は小さくとどめられたので、バンド構造が弱い強磁性から強い強磁性へと変化したものと考えられる。

論文

Neutron powder diffraction of rhombohedral Y$$_{2}$$Fe$$_{17}$$ and Y$$_{2}$$Fe$$_{17}$$N$$_{3.1}$$

小山 佳一*; 梶谷 剛*; 森井 幸生; 藤井 博信*; 赤山 稔*

Physical Review B, 55(17), p.11414 - 11421, 1997/05

 被引用回数:11 パーセンタイル:58.47(Materials Science, Multidisciplinary)

斜方面体晶系を持つY$$_{2}$$Fe$$_{17}$$とその窒化物Y$$_{2}$$Fe$$_{17}$$N$$_{3.1}$$について10Kで高分解能中性子粉末回折実験を行い、得られたデータからリートベルト法による結晶構造解析を行った。その結果、窒素原子は9eサイトを完全に占有し、18gサイトには4%の占有率を持つことが判明した。また、窒化によって鉄の磁気モーメンシが強く影響され、9eサイトに最も近い18fサイトでは最も小さく約2.0H$$_{B}$$を持ち、最も遠い6cサイトでは最も大きく約2.9H$$_{B}$$を持つことも判明した。6cサイトでは鉄-鉄間距離が大きいため、鉄3d電子雲の重なりが少なくなって、大きな磁気モーメントを与えているものと考えられる。

論文

Recent development of basic magnetism in interstitially modified rare-earth iron nitrides R$$_{2}$$Fe$$_{17}$$N$$_{3}$$

藤井 博信*; 小山 佳一*; 多々見 貢郎*; 光藤 誠太郎*; 本河 光博*; 梶谷 剛*; 森井 幸生; P.C.Canfield*

Physica B; Condensed Matter, 237-238, p.534 - 540, 1997/00

 被引用回数:6 パーセンタイル:42.66(Physics, Condensed Matter)

Y$$_{2}$$Fe$$_{17}$$及びこれを高圧N$$_{2}$$ガスで窒化したY$$_{2}$$Fe$$_{17}$$N$$_{3.1}$$粉末材料の中性子回折実験を行った。回折データのリートベルト解析により、窒素原子はC面内でY原子を三角形でとり囲む9eサイトに99.5%侵入し、18gサイトには4%侵入することが判明した。また窒素の侵入により、9eサイトのN原子に最近接の18fサイトのFe原子の磁気モーメントは最も小さく(~2.0$$mu$$$$_{B}$$)て、最も遠い6cサイトのN原子の磁気モーメントが最も大きい(~2.9$$mu$$$$_{B}$$)ことが10Kにおいて観測された。

論文

Correlation between superconductivity, electronic state and crystal structure in La$$_{2-y-x}$$Bi$$_{y}$$Ba$$_{x}$$CuO$$_{4}$$

竹内 修一*; 今澤 智恵子*; 片野 進; 加藤 雅恒*; 小野 泰弘*; 梶谷 剛*; 小池 洋二*

Physica C, 263(1-4), p.298 - 301, 1996/00

 被引用回数:4 パーセンタイル:29.06(Physics, Applied)

La$$_{2-x}$$Ba$$_{x}$$CuO$$_{4}$$のx=1/8近傍における超伝導の強い抑制の原因を明らかにする目的で、daを一部Biで置換した系に対して、中性子回折実験と熱電能の測定を行った。この結果、Bi置換量は増大とともに、CuO$$_{4}$$面の結晶構造の歪みと熱電能の異常は小さくなる一方、超伝導転移温度は上昇することがわかった。これにより、La$$_{2-x}$$Ba$$_{x}$$CuO$$_{4}$$のx=1/8近傍での超伝導の抑制は、構造相転移にともなう構造歪みと結びついた電子状態の異常に起因していると結論づけることができる。

論文

Structure analysis of a Ca-Nb-Ga garnet

小野 泰弘*; 島村 清史*; 森井 幸生; 福田 承生*; 梶谷 剛*

Physica B; Condensed Matter, 213-214, p.420 - 422, 1995/00

 被引用回数:10 パーセンタイル:55.06(Physics, Condensed Matter)

中性子粉末回折法により、Ca-Nb-Gaガーネットの結晶構造を室温から800$$^{circ}$$Cの間で調べた。X線単結晶回折による結果と総合して、可能な空間群はNo.199であると判明した。またCa$$^{2+}$$サイトに1~2%の空孔が存在すること、Nbイオンの一部がCaやGaで置換されていること等が明らかになった。Ca-Nb-Gaガーネットに希土類元素を添加した物質は、350$$^{circ}$$C以上で、誘電率がa-面の伝導率と同じように急激に増加するが、これと対応してX線回折強度が変化することを見い出した。

論文

Neutron diffraction study on Y$$_{2}$$Fe$$_{17}$$ and Y$$_{2}$$Fe$$_{17}$$N$$_{x}$$ (x=2.1-2.6)

梶谷 剛*; 森井 幸生; 入山 恭彦*; 加藤 宏明*

Physica B; Condensed Matter, 213&214, p.294 - 296, 1995/00

 被引用回数:5 パーセンタイル:36.63(Physics, Condensed Matter)

Y$$_{2}$$Fe$$_{17}$$とY$$_{2}$$Fe$$_{17}$$N$$_{x}$$(x=2.1~2.6)の鉄イオンの磁気モーメントの温度変化を調べるために、粉末中性子回折実験を行った。結晶構造解析より、Th$$_{2}$$Ni$$_{17}$$型六方晶(50~60体積%)とTh$$_{2}$$Zn$$_{17}$$型斜方晶(40~50体積%)の混合系をなしていることが判明した。両相共にリートベルトフィッティングが成功し、鉄イオンの磁気モーメントを解析しつつある。その温度変化はNd$$_{2}$$Fe$$_{17}$$系の場合と極めて異なったものである。

論文

Neutron powder diffraction study of Ni-LTA zeolite

大西 直之*; 堀川 泰愛*; 梶谷 剛*; 森井 幸生; 平賀 賢二*

Physica B; Condensed Matter, 213-214, p.408 - 410, 1995/00

 被引用回数:2 パーセンタイル:18.62(Physics, Condensed Matter)

Na-LTAゼオライト(Na$$_{12}$$Al$$_{12}$$Si$$_{12}$$O$$_{48}$$)のNaイオンをNiイオンで置換したNi-LTAゼオライトは20K以上で常磁性を示し、それ以下で強磁性をさらに10K以下ではスピングラス的なふるまいを示す。この物質の構造と磁性との関係を明らかにするために中性子粉末回折実験を室温と12Kで行った。既によく知られたミクロ孔(直径約10$AA)$を含んだ骨格構造について、リートベルト解析を行った結果Niイオン位置は(0.1,0.1,0.1)で、それは骨格構造中の六ヶのリングの中心にあたっていることが判明した。

論文

Neutron diffraction study of a (C,Cu)(Sr,Ca)$$_{2}$$(Y,Ca,Sr)Cu$$_{2}$$O$$_{7}$$ superconductor

宮崎 譲*; 山根 久典*; 梶谷 剛*; 森井 幸生; 舩橋 達; 平井 敏雄*

Physica B; Condensed Matter, 213-214, p.94 - 96, 1995/00

 被引用回数:0 パーセンタイル:0.01(Physics, Condensed Matter)

炭酸基を含んだ酸化銅(Ca$$_{58}$$Cu$$_{0.42}$$)(Sr$$_{0.88}$$Ca$$_{0.12}$$)$$_{2}$$(Y$$_{0.50}$$Ca$$_{0.26}$$Sr$$_{0.24}$$)Cu$$_{2}$$O$$_{7}$$について中性子粉末回折実験を行い、精密構造解析を行った。半導体であるこの物質には酸素欠損や炭酸基欠損がない。一方高圧酸素下で熱処理した物質は(C$$_{0.51}$$C$$_{0.42}$$)(Sr$$_{0.88}$$Ca$$_{0.12}$$)$$_{2}$$(Y$$_{0.5}$$Ca$$_{026}$$Sr$$_{0.24}$$)Cu$$_{2}$$O$$_{6.92}$$で欠損が生じていると共に50Kに超伝導転移温度を持つことが判明した。また格子定数は母材より若干変化して、a=3.831$AA$、b=3.8501$AA$、C=11.1144$AA$となることを観測した。熱処理により生じた炭酸基の欠損やいわゆる頂点酸素位置に酸素が導入されることによりホールが生じているものと考えられる。

論文

Crystal structure, thermoelectric power and superconductivity in La$$_{1.6-x}$$Nd$$_{0.4}$$Sr$$_{x}$$CuO$$_{4}$$

小池 洋二*; 小林 淳史*; 竹内 修一*; 片野 進; 舩橋 達; 梶谷 剛*; 藤原 明比古*; 加藤 雅恒*; 野地 尚*; 斎藤 好民*

Physica B; Condensed Matter, 213-214, p.84 - 86, 1995/00

 被引用回数:9 パーセンタイル:52.10(Physics, Condensed Matter)

この系が観測されるx~0.115付近での超伝導抑制の原因を明らかにする目的で、高分解能中性子粉末回折と熱電能の実験を行った。この結果、x~0.115付近でCuO$$_{2}$$面の菱形歪みが最大になること、さらにこれとともに熱電能の温度依存性に見られる異常も大きくなることがわかった。このことは、CuO$$_{2}$$面の歪みと相関をもって電子状態が大きく変化し、超伝導が抑制されることを明確に示している。

論文

Correlation between the rhombic distortion of the CuO$$_{4}$$ basal plane and T$$_{c}$$ in La$$_{1.6-x}$$Nd$$_{0.4}$$Sr$$_{x}$$CuO$$_{4}$$

小林 淳史*; 小池 洋二*; 片野 進; 舩橋 達; 梶谷 剛*; 川口 勉*; 加藤 雅恒*; 野地 尚*; 齋藤 好民*

Physica B; Condensed Matter, 194-196, p.1945 - 1946, 1994/00

 被引用回数:6 パーセンタイル:44.46(Physics, Condensed Matter)

La$$_{1.6-x}$$Nd$$_{0.4}$$Sr$$_{x}$$CuO$$_{4}$$の低温正方晶相(TLT相)におけるCuO$$_{4}$$面の変形を中性子回折実験により調べた。この結果、斜方晶的変形はx=0.115で最大になることが明らかになった。これは超電導転移温度T$$_{c}$$がこのx=0.115で最低になることとよく対応している。従ってTLT相での超電導の抑制は構造相転移の転移温度の高さ自体よりも、CuO$$_{4}$$面の変形の大きさに依存していると結論できる。

論文

High-resolution neutron powder diffraction study on nitrogenated Nd$$_{2}$$Fe$$_{17}$$

梶谷 剛*; 森井 幸生; 舩橋 達; 入山 恭彦*; 小林 久理真*; 加藤 宏朗*; 中川 康昭*; 平賀 賢二*

Journal of Applied Physics, 73(10), p.6032 - 6034, 1993/05

 被引用回数:26 パーセンタイル:77.20(Physics, Applied)

Nd$$_{2}$$Fe$$_{17}$$N$$_{x}$$(x=0,3.0,3.2)について室温での高分解能粉末中性子回折実験を行った。波長1.8232$AA$、ユリメーション6-20-6。リートベルト解析による構造パラメータの決定の結果、窒素の添加によって格子定数が大きく変化すること、一方6Cサイトの2ヶのFe(1)と18fサイトの6ヶのFe(3)でつくるグループの構造はほとんど変化しないことが判明した。また鉄原子の磁気能率の解析から6c,9d,18f,18hサイトにある鉄原子は無窒化物では0.7$$mu$$$$_{B}$$であるのにx=3.2では2.1$$mu$$$$_{B}$$まで増加することが判明した。

論文

Correlation between site preference, superconductivity and magnetism in Pb$$_{2}$$Sr$$_{2}$$Y$$_{1-x}$$Ca$$_{x}$$(Cu$$_{1-y}$$M$$_{y}$$)$$_{3}$$O$$_{8}$$ (M=Fe,Co,Ni,Zn,Ga)

小池 洋二*; 海和 政宏*; 梶谷 剛*; 加藤 雅恒*; 砂川 啓*; 野地 尚*; 小林 典男*; 森井 幸生; 舩橋 達; 斉藤 好民*

Physica C, 211, p.409 - 420, 1993/00

 被引用回数:9 パーセンタイル:49.37(Physics, Applied)

3d金属Mで部分的に置換されたPb$$_{2}$$Sr$$_{2}$$Y$$_{1-x}$$Ca$$_{x}$$(Cu$$_{1-y}$$M$$_{y}$$)$$_{3}$$O$$_{8}$$(M=Fe,Co,Ni,Zn,Ga)の置換原子位置と、超電導および磁性との相関について研究した。中性子回折実験からFe原子は酸素を含まない銅層のCu(1)原子と置換するのに対し、Co,Ni,Zn,Ga原子はCuO$$_{2}$$層のCu(2)原子と置換する事が明らかになった。このことからCu(1)位置を部分的に置換することは超電導に若干の影響を与えることや、Cu(2)位置のCu$$^{2+}$$スピン間の反強磁性相関は常電導相において残る事が結論づけられた。

論文

Preparation, electric conductivity and crystal structure of(Sr$$_{2-x}$$Ba$$_{x}$$)CuO$$_{2+y}$$(CO$$_{3}$$)$$_{z}$$

宮崎 譲*; 山根 久典*; 梶谷 剛*; 森井 幸生; 舩橋 達; 平賀 賢二*; 平井 敏雄*

Physica C, 215, p.159 - 166, 1993/00

 被引用回数:8 パーセンタイル:46.09(Physics, Applied)

(Sr$$_{2-x}$$Ba$$_{x}$$)CuO$$_{2+y}$$(CO$$_{3}$$)$$_{z}$$(0≦x≦1.75)固溶体をO$$_{2}$$-CO$$_{2}$$ガス雰囲気中1173Kで合成した。B濃度を増加させると格子定数が増加する事、290Kでの電気伝導度も増加することが判明したが、12Kまでの温度範囲では半導体的であり、超電導転移は認められなかった。x=1.75の試料では約12%の炭素原子が固溶体中で欠損している事が中性子回折データのリートベルト解析より判明した。またこの炭素欠損位置に、余剰酸素が占めて、CuO$$_{2}$$面にホールを与えていることも判明した。

論文

Temperature and oxygen-content dependent structural changes in 214-type cuprates and nickelates

梶谷 剛*; 平賀 賢二*; 細谷 正一*; 福田 承生*; 大石 克嘉*; 菊地 昌枝*; 庄野 安彦*; 森井 幸生; 渕崎 員弘; 舩橋 達

JJAP Series, 7(7), p.59 - 67, 1992/00

X線および中性子回折法を用いてK$$_{2}$$NiF$$_{4}$$型構造をもつ214型銅化合物、ニッケル化合物について研究した。(La,Sr)$$_{2}$$CuO$$_{4-y}$$,(Nd,Ce)$$_{2}$$CuO$$_{4-y}$$,(Pr,Ce)$$_{2}$$CuO$$_{4-y}$$などの酸化物超電導体では、酸素濃度や、SrやCeの添加に応じて電導面であるCuO$$_{2}$$面に垂直な方向の格子定数がかなり変化することがわかった。La$$_{2}$$NiO$$_{4+y}$$ではyが0から0.1変化する間に少くとも四つの構造をとることを明らかにした。

論文

Crystal structure of (C$$_{0.4}$$Cu$$_{0.6}$$)Sr$$_{2}$$(Y$$_{0.86}$$Sr$$_{0.14}$$)Cu$$_{2}$$O$$_{7}$$

宮崎 譲*; 山根 久典*; 大西 直之*; 梶谷 剛*; 平賀 賢二*; 森井 幸生; 舩橋 達; 平井 敏雄*

Physica C, 198, p.7 - 13, 1992/00

 被引用回数:103 パーセンタイル:96.56(Physics, Applied)

中性子回折法を用いて、(C$$_{0.4}$$Cu$$_{0.6}$$)Sr$$_{2}$$(Y$$_{0.86}$$Sr$$_{0.14}$$)Cu$$_{2}$$O$$_{7}$$の結晶構造を調べた結果、空間群Pmmmに属し、格子定数a=3.8278$AA$、b=3.8506$AA$、C=11.1854$AA$を持つ斜方晶構造をとっていることが判明した。また、YBaCu$$_{3}$$O$$_{7}$$構造との対比では、CuO鎖の40%がCO$$_{3}$$で置換されたものになっていることや、a軸やc軸にそって超格子構造をとることも判明した。超格子構造に関連して、電子回折パターンではa$$^{ast}$$/2からa$$^{ast}$$/3へと、C$$^{ast}$$/2において散漫散乱が観測された。

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