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渡邉 憲夫; 清田 三紀雄*
JAERI-M 92-089, 49 Pages, 1992/06
フォールトツリーからミニマルカットセット(MCS)を導出し、頂上事象の発生確率を計算するための計算コードCUT-TDを開発した。本コードでは、従来のトップダウン法を改良し計算の効率化を図っている。CUT-TDコードの処理方法における特徴は次の通りである。(1)同一タイプのゲートが連続したレベルで存在する場合にはその全体を1つのゲートにまとめる。(2)独立サブツリーを認識しそれぞれに対するMCSを求める。(3)中間事象に対するカットセットを結合し頂上事象に対するMCSを求める。(4)カットセットの次数及び生起確率の打切り条件を指定することでMCSの数を減らす。(5)展開を必要としないゲートを指定することでMCSの数を少なくする。(6)リスタート機能により途中結果を用いて計算を実行することができる。本報は、CUT-TDコードの使用手引としてまとめたものである。