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論文

A New digital autoradiographical method for identification of Pu particles using an imaging plate

小嵐 淳; 西藤 文博; 秋山 聖光; Rahman, N. M.*; 飯田 孝夫*

Applied Radiation and Isotopes, 65(4), p.413 - 418, 2007/04

 被引用回数:33 パーセンタイル:88.94(Chemistry, Inorganic & Nuclear)

フィルタに捕集されたプルトニウムを迅速に弁別測定するイメージングプレートを用いた手法を開発した。本手法は、イメージングプレートの輝尽発光量を利用してプルトニウムと天然放射性核種を弁別するとともに、その放射能をプルトニウム粒子ごとに測定することができる。本手法は、取り扱いが極めて簡便であり複雑な技術を必要とせず、短い測定時間でも比較的低い検出限界を有し、多量のフィルタ試料を同時に測定することができる。そのため、本手法は複数の試料に対する迅速かつ定量的なスクリーニングツールとして有用である。

論文

Cold testing status of Tokai Vitrification Facility for high level waste vitrificatio

吉岡 正弘; 秋山 孝夫; 稲田 栄一

Proceedings of 4th International Conference on Nuclear Fuel Reprocessing and Waste Management (RECOD '94), 0 Pages, 1994/00

1992年5月から約2年間の予定でコールド試運転を開始したTVFの試験状況について報告する。コールド試運転は大きくプロセス運転および遠隔操作・保守試験に分けられ、交互に実施している。プロセス運転試験では、予定した3回の試験ランのうち2回を実施し、固化プロセス各機器の基本的な機能・性能を確認するとともに、固化体製造における品質管理基準を確認した。遠隔操作・保守試験においては、溶融炉及びラックを含む遠隔保守対象部品について両腕型マニプレータ、クレーンを用いて脱着試験を行い、遠隔操作性・保守性を確認した。実廃液を用いたホット運転は、1994年以降を予定している。

報告書

東海再処理工場の設備保全管理

秋山 孝夫; 岩崎 省悟

PNC TN8440 91-030, 37 Pages, 1991/07

PNC-TN8440-91-030.pdf:0.9MB

東海再処理工場の設備保全管理について、設備概要、保全事例、保全管理の概要、設備保全に関する技術開発の観点から紹介する。

報告書

使用済燃料再処理500トン達成成果報告

山村 修; 秋山 孝夫; 杉山 俊英; 池田 久; 岩崎 省悟; 山本 徳洋; 植田 晴雄

PNC TN8410 91-169, 166 Pages, 1991/05

PNC-TN8410-91-169.pdf:4.56MB

東海再処理工場は、昭和52年9月22日日本原子力研究所の動力試験炉(JPDR)の使用済燃料のせん断をもってホット試験を開始した。以来今日まで、酸回収蒸発缶、酸回収精留塔、濃縮ウラン溶解槽の腐食に起因するトラブル等幾多の困難を克服しつつ、平成2年11月には累積処理量500tonを達成するに至った。これを記念して、平成2年12月20日に勝田市長寿荘において、事業所長以下約500名以上の参加者の下「使用済燃料再処理500トン達成報告会」を開催した。本報告書は、同報告会の内、山村処理部長及び秋山工務部長からなされた成果報告の発表内容を取りまとめたものである。

論文

Determination of Technetium in Spent Fuel Reprocessing Process Streams by Glove-Box-Enclosed Inductively Coupled Plasma Emission Spectrometer

久野 祐輔; 山田 敬二; 秋山 孝夫

Analytical Sciences, 6, p.97 - 101, 1990/00

 被引用回数:2 パーセンタイル:15.62(Chemistry, Analytical)

None

報告書

Isotope Correlation Techniques for Tokai Reprocessing Plant Safeguards (2) Evaluation of the Four Campaign Data and Heel Correction

西田 恭輔*; 久野 祐輔*; 黒沢 明*; 寺門 茂*; 秋山 孝夫*

PNC TN8410 89-034VOL2, 447 Pages, 1989/06

PNC-TN8410-89-034VOL2.pdf:14.46MB

None

報告書

Isotope correlation techniques for Tokai Reprocessing Plant safeguards (II); Evaluation of the four campaign date and heel correction

西田 恭輔*; 久野 祐輔*; 黒沢 明*; 寺門 茂*; 秋山 孝夫*

PNC TN8410 89-034VOL1, 76 Pages, 1989/06

PNC-TN8410-89-034VOL1.pdf:2.92MB

同位体相関技術(ICTs)はJASPAS(日本のIAEA保障措置支援計画)の一環として,再処理工場の入量計量検証技術の確立を目的に開発されてきたものである。本技術の概要は,対象燃料における炉側の初期データ(初期装荷ウラン量,初期濃縮度)および燃焼後のウラン・プルトニウムの同位体比(測定値)を用い,燃焼度に依存したいくつかの相関関係から使用済燃料中のウラン,プルトニウムの量を推定するものである。オリジナルの解析ソフトウエアは日本原子力研究所に委託制作されたものを用いたが,事業団ではこれらを大型コンピュータ-に導入し,入力に必要とされる情報,すなわち各燃料の初期装荷量,初期濃縮度等を直接転送できるように改造した。前回の報告では東海再処理工場に於ける86-1,86-2キャンペーンのデータについて取り扱ったが,キャンペーンのトータルの評価としては入量計量測定値に対し約2%程度で一致する結果が得られた。しかし,各バッチベースの評価では平均で約10%にも達する結果となり,保障措置を目的とした施設側データの検証手段の開発目的から考えれば満足出来るものではなかった。そのため,今回は前回の検討における誤差の最大の要因と考えられる溶解槽と計量槽間の貯蔵ヒール部の残液問題について主に取り組んだ。すなわち,使用済燃料集合体単位に使用されるべき本ICTは,再処理工場の溶解槽においてのみ有効である。しかし,実際の計量槽は溶解槽からいくつもの貯槽を経た位置にあり,さらにそれらの貯槽には溶液が残る。このため,溶解液と計量液は等価とはならないことから,本技術を評価する場合にはこれらに基づく補正が必要となる。本補正を行う場合,運転に係る詳細な情報を必要とするが,これらの情報をもとにその補正の効果について検討した。その結果,これまで各バッチベースのデータは,精度が10%またはそれ以上の値であったが,本補正により4-5%の精度まで改良できることがわかった。本報告書では補正方法,結果等を扱う他,同位体相関計算パラメータを一部変更することにより86-2キャンペーンデータの再計算するとともに,87-1,88-1キャンペーンデータの評価についても記述している。

報告書

3社分析技術研究会成果報告書(高周波誘導結合プラズマ発光分光分析法及び直流プラズマ発光分光分析法によるジルコニウム及びジルコニウム合金中の成分定量共同実験)

秋山 孝夫*; 菅沼 隆*

PNC TN8410 86-042, 154 Pages, 1986/12

PNC-TN8410-86-042.pdf:2.76MB

動燃事業団,株神戸製鋼所,住友金属工業株の分析専門家から成る3社分析技術研究会の成果として,すでに迅速機器分析用標準試料の開発(ZR-1$$sim$$ZR-8,NZ-1$$sim$$NZ-8)及びジルコニウム合金分析法(1)$$sim$$(4)の取りまとめを行い,新型転換炉用燃料被覆管材料の品質保証分析作業法として適用して来た。 この間,迅速機器分析法の開発を目的として,誘導結合プラズマ発光分光分析法及び直流プラズマ発光分光分析法によるジルコニウム及びジルコニウム合金中の成分定量共同実験を行い,合金成分である,すず,鉄,クロム,ニッケル並びに不純物成分であるハフニウム等の分析に十分な実用性が確かめられたので,共同実験の概要及び実験結果について取りまとめた。

報告書

ナトリウムサンプラー中の放射性核種の拳動

鈴木 実*; 秋山 孝夫*; 高荷 智*

PNC TN941 85-60, 126 Pages, 1985/03

PNC-TN941-85-60.pdf:5.56MB

高速実験炉「常陽」の一次系ナトリウムを採取し,そのサンプラー中の放射性核種の挙動を調べ,放射性核種分析のための知見を得た。対象としたサンプラーは,一次系ナトリウムの循環系に純度管理を目的として設置されている。フロースルー型サンプラーおよび,原子炉炉心より採取するために製作された,ディップチュープ型サンプラーである。主な知見は,次のとおりである。(1)ナトリウム22および銀110mは,サンプラー長手方向ナトリウム中に,均一に分布している。しかし,銀110mの数%は、サンプリンク管内壁中に浸透している。(2)マンガン54,コバルト58,コバルト60,亜鉛65およびアンチモン124,またまれにクロム51および鉄59がサンプリング管内壁に見い出された。これらは,ナトリウム中に存在していたものが,ナトリウムの流通中および,流通停止後ナトリウムの固化する過程において,大部分サンプリング管内壁へ移行し,沈着および浸透することがわかった。(3)コバルト58およびコバルト60は,ナトリウム流通時間に比例してサンプリング管内壁への沈着量が増加する傾向にある。(4)サンプリング管内壁中浸透深さは,マンガン54,コバルト58,コバルト60および銀110mが10$$sim$$20$$mu$$m,亜鉛65,アンチモン124,クロム51および鉄59が数$$mu$$m以内であることがわかった。以上の知見より,サンプラー内の放射性核種の分析・測定は,ナトリウム22および銀110mに関しては,既存の一次および二次サンプリング方法を用いて分析できることがわかった。しかしながら,他の核種については,採取したナトリウム全量中に含まれるキューリー数とサンプリング管全内壁に沈着していたキューリー数を加え,採取した全ナトリウム量から各核種毎に濃度を算出する必要がある。また,フロースルー法の場合は,ナトリウムの流通時間を極短時間とすることが必要条件であることがわかった。今後は,サンプリングによる放射性核種の分析に対しては,それに適したサンプリング方法に改良することが必要である。

論文

Development of a Process for the Co-Conversion of Pu-U Nitrate Mixed Solutions to Mixed-Oxide Powder Using a Microwave Heating Method

小泉 益通*; 大塚 勝幸*; 去来川 汎人*; 秋山 孝夫; 都所 昭雄*

Nuclear Technology, 61(1), p.55 - 70, 1983/04

 被引用回数:29 パーセンタイル:91.9(Nuclear Science & Technology)

None

報告書

オンラインカバーガスモニターの確性試験(I) : 装置の製作および性能試験

飯島 稔*; 小林 孝良*; 秋山 孝夫*; 高荷 智*

PNC TN941 82-92, 42 Pages, 1982/04

PNC-TN941-82-92.pdf:1.58MB

試作オンラインガスクロマトグラフの基礎試験結果に基づき改良型のオンラインカバーガス計測装置を設計,製作し,その作動試験,性能および耐久性について試験を実施した。主な結果は次の通りである。1)データータイプライター,X―Yプロッターおよび監視盤のデーター表示,警報発信等の諸機能は,設計仕様上の性能を十分満足しうることを確認した。2)合成標準ガスを用い45日間の連続計測を2回実施し,オンラインカバーガス計測装置のソフトウェア関係は,正確に動作することを確認した。3)相対感度較正法は,従来の絶対較正法と同等の検量線勾配が得られることがわかった。また,較正に要する時間および標準ガス試料調製に要する時間は絶対較正法と比べ,それぞれ1/4および1/6と大幅に短縮できた。4)本試験中に3件のトラブルが発生したが,いずれも初期的な単純故障で定期点検により回避できるものであった。

報告書

ナトリウム分析作業月報; 1981年9月分

酒井 和子*; 桑名 宏一*; 飯島 稔*; 根本 清光*; 秋山 孝夫*; 高荷 智*

PNC TN936 81-09, 16 Pages, 1981/10

PNC-TN936-81-09.pdf:0.34MB

本作業月報は、ナトリウム分析室における9月分の作業実績をまとめたものである。ナトリウム技術部、ナトリウム機器構造試験室NaK流動試験ループNaK捕獲フィルター24試料の分析を行なった。ナトリウム技術部、ナトリウム技術開発室炭素移行ループのナトリウム2試料の分析を行なった。その他分析機器類の保守、点検等について述べてある。

報告書

ナトリウム分析作業月報; 1981年8月分

滑川 優; 桑名 宏一*; 鈴木 実*; 秋山 孝夫*; 高荷 智*

PNC TN936 81-08, 14 Pages, 1981/09

PNC-TN936-81-08.pdf:0.28MB

本作業月報は,ナトリウム分析室における8月分の作業実績をまとめたものである。高速実験炉部一次系ナトリウム1試料,二次系ナトリウム2試料,一次系カバーガス1試料,二次系カバーガス2試料の分析を行なった。蒸気発生器開発部,50MW蒸気発生器試験室50MW蒸気発生器試験装置のナトリウム6試料の分析を行なった。ナトリウム技術部,ナトリウム技術開発室自己融着・摩耗試験ループのナトリウム3試料の分析を行なった。その他分析機器類の保守,点検等について述べてある。

報告書

NaK蒸留残渣中のナトリウム,カリウムの分析方法

水谷 友律*; 秋山 孝夫*; 高荷 智*

PNC TN941 81-172, 30 Pages, 1981/08

PNC-TN941-81-172.pdf:4.04MB

NaK蒸留残査中の微量のナトリウムおよびカリウムの分析方法を確立することを目的として,無炎原子吸光法による測定条件の検討,蒸留残査溶解法の検討および共存物質の影響などにつき,試験を行った。主な結果は次の通りである。原子吸光装置によって試料溶液中のナトリウムおよびカリウムを測定する際の最適条件は,次の通りであった。1乾燥温度・時間ナトリウム;100$$^{circ}C$$,60sec,カリウム;l50$$^{circ}C$$,60sec 2灰化温度・時間ナトリウム;600$$^{circ}C$$,30sec,カリウム;500$$^{circ}C$$,30sec 3原子化温度・時間ナトリウム;2500$$^{circ}C$$,15sec,カリウム;2100$$^{circ}C$$,15sec NaK蒸留残査の溶解には,ナトリウムおよびカリウムの吸光度測定上干渉のない硝酸を使用するのが良法であることを確認した。これらの成分を高感度に,かつ安定して測定するには,試料溶液中の硝酸濃度を0.2$$sim$$0.5規定に調製する必要のあることがわかった。NaK蒸留残査を硝酸で溶解すると,蒸留用ルッポのニッケルが溶出し,試料溶液中に200$$sim$$300ppm共存するが,溶解ニッケルはナトリウムおよびカリウムの吸光度測定を妨害しないことを確認した。本法によるナトリウムおよびカリウムの測定下限は,試料溶液中で各々1.3$$times$$10$$times$$-2ppm,8$$times$$10'4ppmであった。ナトリウムおよびカリウムの測定精度は,各々濃度が01ppm$$sim$$0.02ppmのとき,4%であった。以上の結果から,本分析法によってNaK中の酸素0.05ppmを測定可能であることがわかった。本分析法はNaK中の酸素純度管理に応用出来る。

報告書

ナトリウム分析作業月報; 1981年7月分

桑名 宏一*; 滑川 優; 鈴木 稔*; 秋山 孝夫*; 高荷 智*

PNC TN936 81-07, 16 Pages, 1981/08

PNC-TN936-81-07.pdf:0.4MB

本作業月報は,ナトリウム分析室における7月分の作業実績をまとめたものである。高速実験炉部一次系ナトリウム1試料,二次系ナトリウム2試料,一次系カバーガス2試料,二次系カバーガス4試料の分析を行った。ナトリウム技術部,ナトリウム機器構造試験室FHMループのカバーガス5試料の分析を行った。ナトリウム技術部,ナトリウム技術開発室セシウムトラップ試験ループのナトリウム5試料およびアルコール洗浄液12試料,純度管理試験ループの標準ガス1試料の分析を行った。その他分析機器類の保守,点検等について述べてある。

報告書

ナトリウム分析作業月報; 1981年6月分

飛田 和弘*; 寺沼 保*; 畝本 敏行*; 秋山 孝夫*; 高荷 智*

PNC TN936 81-06, 22 Pages, 1981/07

PNC-TN936-81-06.pdf:0.55MB

本作業月報は,ナトリウム分析室における6月分の作業実績をまとめたものである。高速実験炉部二次系カバーガス2試料の分析を行なった。燃料材料試験部,照射燃料集合体試験室燃料ピン内ガス2試料の分析を行なった。ナトリウム技術部,ナトリウム技術開発室セシウムトラップ試験ループのナトリウム2試料およびアルコール洗浄液6試料,ならびに炭素移行試験ループのナトリウム1試料の分析を行なった。ナトリウム技術部,ナトリウム機器構造試験室NaK流動試験装置のNaK捕獲フィルター6試料,総合断熱試験装置のカバーガス5試料,「もんじゅ」燃料出入機試験装置のカバーガス2試料および「常陽」二次冷却系機器耐久試験装置のナトリウム1試料の分析を行なった。その他分析機器等の保守,点検などについて述べてある。

報告書

ナトリウム分析作業月報; 1981年5月分

畝本 敏行*; 寺沼 保*; 飛田 和弘*; 秋山 孝夫*; 高荷 智*

PNC TN936 81-05, 16 Pages, 1981/06

PNC-TN936-81-05.pdf:0.41MB

本作業月報は,ナトリウム分析室における5月分の作業実績をまとめたものである。高速突験炉部一次系ナトリウム3試料,二次系ナトリウム2試料,二次系カバーガス4試料および廃アルゴンガス1試料の分析を行った。蒸気発生器開発部,50MW蒸気発生器試験室ガスクロマトグラフ較正用標準ガス5試料の分析を行った。ナトリウム技術部,ナトリウム技術開発室自己融着・摩耗試験ループのナトリウム5試料およびセシウムトラップ試験ループのナトリウム4試料の分析を行った。ナトリウム技術部,ナトリウム機器構造試験室NaK流動試験ループのNaK捕猶フィルター35試料の分析を行った。その他分析機器等の保守,点検等について述べてある。

報告書

ナトリウム分析作業月報; 1981年4月分

寺沼 保*; 畝本 敏行*; 飛田 和弘*; 秋山 孝夫*; 高荷 智*

PNC TN936 81-04, 15 Pages, 1981/05

PNC-TN936-81-04.pdf:0.4MB

本作業月報は,ナトリウム分析室における4月分の作業実績をまとめたものである。高速実験炉部1次系ナトリウム3試料,1次系カバーガス1試料および付着物2試料の分析を行なった。蒸気発生器開発部・50MW蒸気発生器試験室50MW蒸気発生器試験装置のナトリウム6試料の分析を行なった。ナトリウム技術部・ナトリウム技術開発室セシウムトラップ試験ループのナトリウム2試料の分析を行なった。その他分析機器等の保守,点検などについて述べてある。

報告書

タグガスの濃縮と分析(第2報) : 改良型濃縮装置の深冷吸着試験

小林 孝良*; 秋山 孝夫*; 高荷 智*

PNC TN941 81-91, 57 Pages, 1981/04

PNC-TN941-81-91.pdf:7.61MB

タグガス濃縮装置の冷却法の改善ならびにタグガス処理能力の向上を目的として,改良型濃縮装置を製作し,濃縮装置の性能試験,大型濃縮筒の吸着特性試験ならびに共吸着アルゴンの分離試験を実施した。主な結果は次のとおりである。(1)冷媒として液化窒素のみを使用して,-180$$sim$$+360$$^{circ}C$$の温度を制御し得るコンパクトにまとまった改良型濃縮装置を製作した。この装置の冷却性能試験および温度制御性能試験を行い,仕様を十分満足し得ることを確認した。(2)濃縮筒の大型化により,タグガス処理能力をPhase(I)試験の約50倍(2.7m$$times$$3/hr)に向上し得たこと,ならびに極低濃度領域におけるクリプトンの濃縮性能を大巾に改善し得たことなど,所期の目的を達成できた。(3)濃縮筒の大型化に伴って残留アルゴン量が多くなり,これがクリプトンおよびキセノンの同位体比測定を妨害することが認められた。これを避けるためには,深冷吸着システムを一段追加すればよいことがわかった。(4)改良型濃縮装置を用いて市販アルゴン中のクリプトンおよびキセノンを濃縮し,これを測定した結果,それらの濃度は各々3$$times$$10$$times$$3ppbおよび8$$times$$10$$times$$-4ppbであった。これらのクリプトンおよびキセノンは,タグガスの測定上無視し得る濃度であることがわかった。本試験研究の結果は,原型炉「もんじゅ」の破損燃料位置検出系の計画に反映される。

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