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口頭

$$gamma$$線架橋による新規ハイドロゲルの調製と製剤素材としての可能性

河田 圭司*; 花輪 剛久*; 廣木 章博; 長澤 尚胤; 田口 光正; 鈴木 正彦*; 小口 敏夫*

no journal, , 

薬物徐放素材としてのゲル利用において、架橋剤及び有機溶媒のゲル内残留が問題視され、より安全性が高く、簡便なゲルの調製方法が求められている。本研究では架橋剤が不要でゲルを作製できる放射線橋かけ技術に着目した。製剤担持用の新素材として天然多糖類のカラギナン($$iota$$-CG)と水溶性高分子のポリエチレンオキサイド(PEO)を選択し、ペースト状混合物への放射線照射によるゲル形成を検討した。モデル製剤として塩化亜鉛(ZnCl$$_{2}$$)を用いて薬物担体としての可能性を検討した。PEO:$$iota$$-CG:ZnCl$$_{2}$$:H$$_{2}$$O=10:5:5:80(wt%)、及び10:5:10:75(wt%)で溶解した水溶液に30-80kGyの$$gamma$$線を照射した結果、ハイドロゲルが得られることがわかった。調製したハイドロゲルの膨潤度等を調べた結果、ハイドロゲルの膨潤度はZnCl$$_{2}$$含有量の影響を受け、ZnCl$$_{2}$$を含有しない系では25、ZnCl$$_{2}$$を5%及び10%含有する試料は35及び40に達した。ZnCl$$_{2}$$放出挙動を調べた結果、初期のZnCl$$_{2}$$濃度,照射線量に関係なく12時間で、ほぼ100%のZnCl$$_{2}$$が放出されることがわかった。また、放出に伴いゲルが崩壊しないことも確認できた。したがって、薬物担持体として利用できる見通しが得られた。

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