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A.Mengoni*; 白井 稔三
Physical Review A, 50(1), p.863 - 866, 1994/07
被引用回数:4 パーセンタイル:40.18(Optics)Vibronモデルに平均場の概念を導入する研究を行った。二原子分子の双極子モーメント関数を導くために通常の配位空間における変数とVibronモデルにおけるリー代数的変数を対応付けた。HF分子について実験結果と得られた計算値を比較し良い一致をみた。
A.Mengoni*; 中島 豊
Journal of Nuclear Science and Technology, 31(2), p.151 - 162, 1994/02
被引用回数:111 パーセンタイル:99.02(Nuclear Science & Technology)中性子結合エネルギーに相当する励起エネルギーに於ける原子核の準位密度の新たなパラメータ化を行った。採用したモデルは粒子対効果および殻構造効果の補正を含んだ通常のフェルミガス模型である。殻構造効果の補正とそのパラメータ化に特に注意を払った。質量数41から253までの217核種のデータを用いて準位密度パラメータを評価し、この質量領域全体にわたる準位密度パラメータの系統式を得た。これにより実験データのない核種の準位密度パラメータを高い精度で求めることが可能になった。
A.Mengoni*; G.Maino*; Ventura, A.*; 中島 豊
Int. Conf. on Perspectives for the Interacting Boson Model on the Occasion of Its 20th Anniversary, 0, 421 Pages, 1994/00
多くの分野において信頼度の高い核断面積が要求される。そのためには多くの原子核の広い励起エネルギーで準位密度を正確に記述することが必要である。フェルミガス模型に基づいた系統式が存在するが、準位密度式に集団運動の自由度を含めたものは非常に少ない。それらは原子核の幾何学的形状に基づいた剛体と調和振動子の極限で近似して求めたものである。我々は以前に「相互作用するボソン模型」で集団運動による準位密度の増大を定式化し、それを陽子と中性子を区別しない場合の力学的対称性を持つ原子核と遷移核に対して適用した。今回はこれを陽子と中性子を区別する場合の対称性を持つ遷移核に対して用いることが出来るように拡張した。集団運動による準位密度の増大は非常に大きく、中性子結合エネルギーに相当する励起状態では二桁の増大が見られ、Smのアイソトープのような遷移核に対しては特に大きな増加が見られる。
A.Mengoni*; 中島 豊
JAERI-M 93-177, 26 Pages, 1993/09
原子核の準位密度計算に通常必要とされる物理量を計算するプログラムHERMESを開発した。核内核子の対相関と殻効果を取り入れた標準のフェルミガス模型をモデルとして用いた。その他の原子核構造の性質の効果のプログラムへの組込みについても論議した。HERMESを用いて質量が41から253までの領域において準位密度パラメータの系統式を作成した。
A.Mengoni*; 白井 稔三
J. Mol. Spectrosc., 162, p.246 - 256, 1993/00
被引用回数:1 パーセンタイル:7.86(Physics, Atomic, Molecular & Chemical)折れ曲った三原子分子HCOとDCOの振動スペクトルを群論に基づく代数的手法により解析した。HCOの振動スペクトルに対しては結合U(2)群に基づくモデル、またHCO,DCO両分子の振動スペクトルに対してU(4)群に基づくモデルを適用した。計算結果は非経験的計算法と同程度の精度で実験値と一致することが分かった。
白井 稔三; A.Mengoni*; 中井 洋太*; Sugar, J.*; Wiese, W. L.*; 森 一夫*; 酒井 恒*
Journal of Physical and Chemical Reference Data, 21(1), p.23 - 121, 1992/00
被引用回数:22 パーセンタイル:75.37(Chemistry, Multidisciplinary)コバルトイオンCoVIII~CoXXVIIの波長、エネルギー準位、同定準位、振動子強度、遷移確率を作表した。各電離状態における波長測定に対する簡単な評価を行った。利用し易くするために遷移図(グロトリアン図)を与えた。文献は、1990年3月までに出版されたものを用いた。
A.Mengoni*; 白井 稔三
Physical Review A, 44(11), p.7258 - 7268, 1991/12
被引用回数:9 パーセンタイル:52.57(Optics)電子-極性分子衝突過程の代数的アイコナル近似により振動励起を取扱える様にした。振動遷移と誘起する双極子演算子を用い、Glauber近似での散乱振幅の計算に必要な行列要素を求める方法を開発した。衝突における相互作用をより良く記述するために、長距離力である双極子相互作用に加えて、四重極相互作用まで考慮した。HCl,HFの回転-振動励起について数値計算を行い、各相互作用の効果を調べた。
A.Mengoni*; 白井 稔三
JAERI-M 88-228, 36 Pages, 1988/11
分子スペクトルの計算と電子と二重極分子の散乱断面積の代数学的アイコナル近似による計算に用いる計算機コードについて記述した。
A.Mengoni*; 白井 稔三
Journal of Physics B; Atomic, Molecular and Optical Physics, 21, p.L567 - L572, 1988/00
被引用回数:1 パーセンタイル:17.83(Optics)電子と分子の衝突過程への代数学的アイコナル近似を入射電子エネルギー0.5≦E≦10.0eVの領域での電子とHClの振動弾性散乱へ応用した。実験結果および他の理論計算との比較を行った。このエネルギー領域での断面積の共鳴的ふるまいが、本計算により、よく再現できる。