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論文

Cleaning mercury polluted mine tailings in the Philippines

Appel, P.*; Na-Oy, L.*; 初川 雄一; 大澤 崇人; Kystol, J.*; S${o}$rensen, L.*

Danmarks og Gr${o}$nlands Geologiske Unders${o}$gelse Rapport, Vol.127, 39 Pages, 2011/12

この報告書は金の小規模採鉱による水銀汚染された残滓を旧来の手法により除染を試みた実験結果をまとめたものである。フィリピンでは金小規模採鉱による水銀汚染が多く見られており、最大で1トンあたり250グラムもの水銀汚染が見られる。しかもこれらには最大で16グラム/トンの金が含まれていることが知られている。そこでこの残滓中に含まれる金をあたかも"隠された金鉱"として地元採掘業者が金回収を行う過程で水銀も回収するようなプロセスを考案しこの試験的なテスト実験の結果をまとめた報告書である。

論文

Mercury and gold concentrations of highly polluted environmental samples determined using prompt $$gamma$$-ray analysis and instrument neutron activation analysis

大澤 崇人; 初川 雄一; Appel, P. W. U.*; 松江 秀明

Nuclear Instruments and Methods in Physics Research B, 269(8), p.717 - 720, 2011/04

 被引用回数:16 パーセンタイル:75.8(Instruments & Instrumentation)

発展途上国で行われている小規模金採鉱では多量の水銀が使用されているため、水銀の環境汚染が問題視されている。われわれは水銀汚染問題を解決するために、即発$$gamma$$線分析と放射化分析を組合せて廃鉱中の汚染状況と金の濃度を定量するための方法を確立した。この方法は世界的環境汚染問題の解決に大きく資することができる。

論文

The Earth-moon system during the late heavy bombardment period; Geochemical support for impacts dominated by comets

Jorgrnsen, U.*; Appel, P. W. U.*; 初川 雄一; Frei, R.*; 大島 真澄; 藤 暢輔; 木村 敦

Icarus, 204(2), p.368 - 380, 2009/12

 被引用回数:28 パーセンタイル:58.56(Astronomy & Astrophysics)

地球最古の堆積岩試料であるグリーンランド・ISUA試料を多重$$gamma$$線放射化分析により元素分析を行った。この結果イリジウムの濃度に異常な濃集が見られた。この現象に基づき、ISUAの生成時期に地球近傍で起きた大きな天体事象である後期重爆撃現象に関するより詳細な知見を得ることができた。つまり37億年ほど前に起きた後期重爆撃期は月面に残る大きなクレーターとそれにより生じた月面の海を生じさせたが、従来信じられてきた小惑星の衝突ではなくより高速で飛来する彗星の衝突の可能性があることをISUAに残るイリジウムが月面では観測されないという事実から提唱した。

口頭

中性子放射化分析法(INAA及びPGAA)を用いたSmall Scale Miningによる汚染試料中のHgとAuの分析法

初川 雄一; 大澤 崇人; Appel, P. W. U.*; Arcilla, C.*; Perez, E.*

no journal, , 

フィリピンの北カマリネス州にある2か所の小規模金採鉱(Small Scale Mining)の行われている現場において粉砕した鉱石の集積所において試料採取を行った。採取された試料は0.1から1グラムほど分取し、原子力機構研究炉JRR-3において10000秒ほどのPGAAを行った。PGAA測定においてHg-200からの368keVの即発$$gamma$$線の測定に成功した。さらにPGAA測定を行った試料を1から2日の冷却後にGe半導体検出器PGAA測定中に放射化されて生成したAu-198からの411keVの$$gamma$$線の検出を行った。これらの一連の測定により、同一試料中の水銀と金の定量が可能となった。2つの水試料を含めた11試料をPGAA及びINAAにより水銀及び金の$$gamma$$線測定を行った。砕石試料中では2.5から393ppmの水銀含有量が観測された。それらには1から3.9ppmの金を含んでいることが確認された。これらの結果から現地の水銀の汚染の深刻さが確認できた。また同時に金の含有が確認されたため、いわゆる"Hiden Mine"の可能性があることもわかった。今後地元の小規模採鉱者に対して金を抽出した水銀汚染された鉱石から残された金の回収を行うように指導していくことにより自発的に水銀の回収作業が行われ水銀除染の可能性が開かれた。

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