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宮原 信哉; 佐川 憲彦; 曽根 徹; 原 広; Arakawa, Toru*
Journal of Nuclear Science and Technology, 29(4), p.351 - 357, 1992/04
液体ナトリウムにおけるヨウ化ナトリウムの溶解度を350から800の温度範囲で熱平衡にある溶液を分取する方法を用いて測定した。試験では、逆丁字型のステンレス鋼製カプセルの水平部を電気炉内で加熱しヨウ化ナトリウムの結晶23gを758gのナトリウム中に溶解した。平衡状態に達してから、水平軸のまわりに回転可能な電気炉と共に、カプセルを110度傾けて、溶液の一部を側部の採取質の中に移動させた。移動させた溶液は一括の資料として分析した。重量比ppm単位の溶解度Sはケルビン単位の温度の関数として表され、log S=8.46- 3440/T(660以上)、log S=9.65-4550/T (660以下)の形となって、高温領域ではBredigのデータと一致した。また、ヨウ化ナトリウムの熱物性値と個々の溶解度データから計算した部分モル余剰量は、CastlemanとTangが希薄溶液について求めたそれに近い値となった。