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鈴土 知明; Golubov, S.*; Barashev, A.*
no journal, ,
金属における転位バイアス因子の理論的評価値は実験値よりも大きいことが知られている。われわれは自己格子間原子(SIA)と転位の相互作用が従来のモデルに取り入れられていないことがその原因であると予測している。本研究では、転位バイアス因子の再評価のため、刃状転位近傍でのSIAの拡散シミュレーションをより正確に行うキネティックモンテカルロコードを開発した。新しいコードでは、SIAは転位との相互作用を考慮した移動障壁に従って拡散するようにした。Fe結晶を対象としたシミュレーションでは、転位近傍でdumbbell型のSIAが転位と反発するcrowdion型のSIAに変化することが確認され、バイアス因子の理論値が下がる可能性があることが示唆された。