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松岡 浩; 西脇 安*; Ryjov, A.*; Belenki, A.*
Proceedings of the 4th International FLINS Conference (Intelligent Technologies and Soft Computing in Nuclear Science and Engineering), p.377 - 388, 2000/00
国際原子力機関(IAEA)が現在各国との間で協定を締結しつつある「統合補償措置システム」を例にとりあげて、その有効性及び効率的な実施方法につき、ファジィ理論に基づくシミュレーションケーススタディを実施した。これにより、新しい統合保障措置が従来の保障措置に比べて大変有利であり、例えば、高濃縮ウランに統合保障措置を導入すれば、低濃縮ウランに対する従来の保障措置活動を半減させても従来と同等の有効性を保持できることを示した。以上の結果は、「言葉による計算法(Computing by words)」の有効性を示す1例であり、これがファジィ理論に基づいて適切に実施されれば、従来厳密な定量的数値計算にしか利用されなかったコンピュータの用途を著しく拡大できるであろう。地球シミュレータのソフトコンピューティング分野への利用の可能性を示している。