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論文

Electric monopole transition from the superdeformed band in $$^{40}$$Ca

井手口 栄治*; Kib$'e$di, T.*; Dowie, J. T. H.*; Hoang, T. H.*; Kumar Raju, M.*; 青井 考*; Mitchell, A. J.*; Stuchbery, A. E.*; 清水 則孝*; 宇都野 穣; et al.

Physical Review Letters, 128(25), p.252501_1 - 252501_6, 2022/06

 被引用回数:2 パーセンタイル:48.58(Physics, Multidisciplinary)

始状態と終状態のスピンパリティが$$0^+$$間の遷移は、電気単極遷移と呼ばれるガンマ線放出が禁止されている特殊な電磁遷移しか起こらない。$$0^+$$状態は偶偶核の変形バンドのバンドヘッドであることから、電気単極遷移は古くから原子核の変形を知るための重要な手がかりとされてきた。その遷移の行列要素は通常、2準位模型によって始状態と終状態間の変形度の差と両者の混合の程度という2つの量で理解される。本研究では、$$^{40}$$Caの$$0^+_3$$から$$0^+_1$$へ遷移する寿命をオーストラリア国立大学にて測定した。これによって得られた電気単極遷移行列要素は比較的軽い原子核で知られている値よりも著しく小さいことがわかった。その電気単極遷移行列要素が抑制されるメカニズムとして、3つの変形した状態が混合することに伴う波動関数の打ち消しという、これまで考慮されてこなかった要因が重要であることが大規模殻模型計算の結果からわかった。

口頭

$$^{40}$$Caの超変形状態からの$$E0$$遷移

井手口 栄治*; Kib$'e$di, T.*; Dowie, J. T. H.*; Hoang, T. H.*; Kumar Raju, M.*; Akber, A. A.*; Bignell, L.*; Coombes, B.*; Eriksen, T. K.*; Gerathy, M. S. M.*; et al.

no journal, , 

$$^{40}$$Caの励起エネルギー5.21MeVの$$0^+$$状態は、$$N=Z=20$$の閉殻から8粒子8空孔励起した配位からなる、超変形状態のバンドヘッドとして知られている。その状態から基底状態への$$E0$$遷移の寿命を、オーストラリア国立大学のタンデム加速器にて測定した。この状態は励起エネルギーが高いため電子対放出が主の崩壊様式となるが、本研究では放出された電子の測定によって、$$E0$$遷移の寿命を精度良く求めることに成功した。測定された寿命から導かれた$$E0$$遷移行列要素の値は、軽い核で知られている行列要素の値よりもはるかに小さいことがわかった。

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