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石山 新太郎; Buchkremer, H. P.*; Stver, D.*
日本金属学会誌, 68(9), p.831 - 837, 2004/09
被引用回数:0 パーセンタイル:0.00(Metallurgy & Metallurgical Engineering)高温等方加圧処理法(HIP)及び反応高温等方加圧処理法(RHIP)で粉末焼結させたCr分散強化型NiAl金属間化合物を試作し、特にCr粉末を0から30wt.%加えた材料について、その高温強度特性を調べた。その結果、RHIP処理したNiAl+xCrでは、Cr添加量を増やすにしたがって粉末焼結処理温度の低下が見られ、また特にNiAl+25wt.%Cr添加材において873Kで17%程度の良好な高温伸びが400MPaを超える高温強度とともに観察された。一方、HIP処理したNiAl+xCrでは、873KにおいてNiAl+20Crで約600MPaの高温引張り強度を10%の高温伸びとともに達成することができた。
石山 新太郎; Buchkremer, H. P.*; Stver, D.*
Materials Transactions, 44(4), p.759 - 765, 2003/04
被引用回数:0 パーセンタイル:0.00(Materials Science, Multidisciplinary)耐熱軽量なNiAl金属間化合物は、ヘリウムガスタービン機器の軽量化に有効であるため、この材料の高温強度強化と延性改善を目指した試作開発を実施した。高温等方加圧処理法(HIP)及び反応高温等方加圧処理法(RHIP)で粉末焼結させたCr分散強化型NiAl金属間化合物を試作し、特にCr粉末を0から30wt.%加えた材料について、その高温強度特性を調べた。その結果、RHIP処理したNiAl+xCrでは、Cr添加量を増やすに従って粉末焼結処理温度の低下が見られ、また特にNiAl+25wt.%Cr添加材において873Kで17%程度の良好な高温伸びが400MPaを超える高温強度とともに観察された。一方、HIP処理したNiAl+xCrでは、873KにおいてNiAl+20Crで600MPaの高温強度を10%の高温伸びとともに達成することができた。
石山 新太郎; Buchkremer, H. P.*; Stver, D.*
Materials Transactions, 43(9), p.2331 - 2336, 2002/09
被引用回数:5 パーセンタイル:39.31(Materials Science, Multidisciplinary)核融合炉用低放射化材として注目されているTiAl金属間化合物は、室温加工性に乏しいため、本研究では、Cr元素の添加量を変えた高純度TiAl金属間化合物粉末を高温等方加圧成形法(HIP)により固化したものの機械的特性を評価するとともに、1273K200MPaのHIP条件でHIP処理したTiAl+xCrの焼結材の微細組織の観察も行った。その結果、TiAlと分散Cr粒子間には反応相が形成され、HIP処理したTiAlの機械的強度特性を改善することができた。すなわち、TiAl+5CrにHIP処理を施すとにより高温強度を従来材及び金属粉末射出成形法によるTiAl材より1.2~1.5倍も強化することができた。同時に、この製法により延性も改善でき、その結果特に室温における機械加工性を向上させることに成功した。