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Lis, S.*; 木村 貴海; 吉田 善行; But, S.*
Journal of Alloys and Compounds, 380(1-2), p.173 - 176, 2004/10
被引用回数:6 パーセンタイル:41.12(Chemistry, Physical)時間分解レーザー誘起蛍光分光法と蛍光光度法を用いて、アジ化物イオン(N)を含む非水溶媒中のランタノイド(III)イオン、Ln(Ln=Eu, Gd, Tb)の発光寿命と発光強度を測定し、Lnに対するNの消光効果を検討した。N共存下でのEuの発光特性をジメチルホルムアミド,ジメチルスルホキシド,メチルホルムアミド,ホルムアミド、及びメタノール中で測定した。Lnの発光強度または発光減衰定数と溶液中のN濃度の関係から、Lnの発光準位と基底状態間のエネルギー差の順序はGdTbEuであるが、Nの消光効果はGdEuTbの順であることを明らかにした。Euにみられる消光パターンの不規則性は、エネルギー移動による消光に加え、Euへの還元が起きているためである。種々の溶媒中で測定したEuの消光速度定数は溶媒のアクセプター数が大きいときほど小さくなることを見いだした。