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岩元 洋介; elik, Y.*; Cerutti, F.*; Froeschl, R.*; Lorenzon, T.*; Mokhov, N.*; Pujol, F. S.*; Vlachoudis, V.*; Yao, L.
Proceedings of 15th Workshop on Shielding aspects of Accelerators, Targets, and Irradiation Facilities (SATIF-15) (Internet), p.25 - 34, 2022/09
大強度陽子加速器施設において、陽子ビームの標的への照射で生成する二次粒子が、材料科学,放射線治療,物理学研究等の分野で広く利用されている。陽子加速器施設の設計等において、FLUKA, MARS, MCNP, PHITS等のモンテカルロ(MC)粒子輸送計算コードを用いて、標的の放射線損傷量に関連する指標として、原子はじき出し数(DPA),エネルギー付与,粒子フルエン等の計算が必要となる。ここで、利用されているMCコードにおける陽子と標的の核反応モデル等は異なるため、損傷量の計算結果の相互比較及び検証が重要となる。本研究では、これらMCコードを用いて、(1)30MeVの陽子をベリリウム標的に照射する中性子源、(2)800MeVの陽子をタングステン標的に入射する米国ロスアラモス国立研究所の核破砕中性子源、(3)30GeVの陽子を黒鉛標的に照射するJ-PARCのニュートリノ源、及び(4)120GeV陽子を銅標的に入射する米国フェルミ国立加速器研究所の反陽子源を想定した損傷量の計算を行い、各MCコードによる計算結果の相互比較を実施することとした。本会合では、相互比較の詳細、結果を報告する。
Sihver, L.*; Mancusi, D.*; 仁井田 浩二*; 佐藤 達彦; Townsend, L.*; Farmer, C.*; Pinsky, L.*; Ferrari, A.*; Cerutti, F.*; Gomes, I.*
Acta Astronautica, 63(7-10), p.865 - 877, 2008/10
被引用回数:34 パーセンタイル:86.49(Engineering, Aerospace)信頼性の高い重イオンの核反応モデルの確立は、宇宙飛行士の被ばく線量評価や重粒子線治療の治療計画の際に不可欠である。現在、重イオン核反応モデルを搭載したさまざまな計算コードが世界各地で開発されているが、そのコード間同士や実験値との比較は十分に行われていない。そこで、われわれは、さまざまな計算コード(PHITS, FLUKA, HETC-HEDS, MCNPX_HI, NUCFRG2)を用いて、2001000MeV/nの重イオンにより引き起こされたフラグメンテーション反応断面積を計算し、実験値と比較した。発表では、その比較結果を紹介するとともに、モデルの違いによる計算精度の差について検証する。