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雨倉 宏*; Chettah, A.*; 鳴海 一雅*; 千葉 敦也*; 平野 貴美*; 山田 圭介*; 山本 春也*; Leino, A. A.*; Djurabekova, F.*; Nordlund, K.*; et al.
Nature Communications (Internet), 15, p.1786_1 - 1786_10, 2024/02
被引用回数:2 パーセンタイル:67.38(Multidisciplinary Sciences)高い電子的阻止能領域の照射条件で高エネルギー重イオンを固体に照射すると、イオンの飛跡に沿って潜在イオントラックと呼ばれる柱状の損傷領域が形成される。イオントラックは、多くの物質中で形成されていることが知られているが、ダイヤモンドにおいて観察された例は皆無であった。高エネルギー(GeV)のウランイオンにおいてさえ、観察された例はない。本研究では、2-9MeV Cフラーレンイオンを照射したダイヤモンドにおいて、初めてイオントラックが観察された。高分解能電子顕微鏡による観察により、イオントラックの内部がアモルファス化していることが示唆され、さらに、電子エネルギー損失分光法による分析によって、グラファイト由来の
-結合の信号が検知された。分子動力学法に基づく計算シミュレーションで、上記の実験結果を再現することに成功した。
Khoualed, M.*; Boutebakh, F. Z.*; Chettah, A.*; 雨倉 宏*; 石川 法人; Ghemid, S.*; Attaf, N.*; Aida, M. S.*
Journal of Materials Science; Materials in Electronics, 32(20), p.25516 - 25527, 2021/10
被引用回数:3 パーセンタイル:21.72(Engineering, Electrical & Electronic)太陽電池の吸収層としての候補材である半導体CuZnSnS
に、200MeV Xeの高速重イオンを照射して、紫外・可視分光法を用いて照射影響としての光学特性変化を評価し、X線回折法,ラマン分光法により結晶構造変化を評価した。その結果、吸収端エネルギーは、短い波長側にシフトし、バンドギャップは広がる方向に変化することが分かった。結晶性の劣化の挙動から、イオントラックの寸法が計測でき、サーマルスパイクモデルに基づいた計算予測と一致することが分かった。