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K.S.Toth*; C.N.Davids*; Y.A.Akovali*; B.B.Back*; K.Bindra*; C.R.Bingham*; Carter, H. K.*; W.Chung*; 初川 雄一; D.J.Henderson*; et al.
Nuclei far from Stability/Atomic Masses and Fundamental Constants 1992, p.589 - 594, 1993/00
陽子数が閉殻に近いPt(Z=78)、Hg(Z=80)の壊変は陽子閉殻構造の影響で、その壊変率(換算巾)が小さくなっている事が知られているが実験の困難さゆえに詳しい情報は少ない。本研究ではフラグメントマスアナライザーと同位体分離装置(ISOL)を用いて迅速に目的核種を分離する事によってPt,Hgの壊変特性について研究した。Pt同位体はSmターゲットにSビームを照射して生成した。生成したPt同位体はフラグメントマスアナライザーでSビームと分離された後Si(Au)検出器にイオン注入されて線の検出を行なった。Hg同位体はWターゲットにCを照射して得た。同位体分離装置で分離精製後線,線の測定を行なった。得られた線、線の強度から壊変の分岐比を求めた。さらにZ=82近傍の核種の換算巾の系統性について論じた。
C.N.Davids*; B.B.Back*; K.Bindra*; D.J.Henderson*; W.Kutschera*; T.Lauritsen*; 永目 諭一郎; P.Sugathan*; A.V.Ramayya*; W.B.Walters*
Nuclear Instruments and Methods in Physics Research B, 70, p.358 - 365, 1992/00
被引用回数:271 パーセンタイル:99.74(Instruments & Instrumentation)米国アルゴンヌ国立研究所タンデムリニヤック加速器(ATLAS)施設における反跳質量分離装置(フラグメント・マス・アナライザー)の概要ならびに作動試験と現状について報告する。
J.C.Gehring*; B.B.Back*; R.R.Betts*; Fernandez, P. B.*; D.J.Henderson*; 永目 諭一郎
Physical Review C, 44(1), p.R1 - R4, 1991/07
被引用回数:4 パーセンタイル:21.27(Physics, Nuclear)Uの陽子誘起核分裂断面積を運動学的同時測定法を用いて、入射陽子エネルギー3.0MeVから4.45MeVの範囲で求めた。陽子エネルギー2.5MeVでは断面積の上限値が得られた。最近同じ反応系で得られたデータとは対照的に、クーロン障壁以下のエネルギー領域での断面積異常増加は見られなかった。
B.B.Back*; R.R.Betts*; Fernandez, P. B.*; J.C.Gehring*; D.J.Henderson*; 永目 諭一郎
Proc. of the 7th Winter Workshop on Nuclear Dynamics Advances in Nuclear Dynamics, p.1 - 7, 1991/00
Uの陽子誘起核分裂断面積を陽子エネルギー3.0MeVから4.5MeVのクーロン障壁以下のエネルギー領域で測定した。核分裂片の測定は位置感応型平行板アヴァランシェカウンターを用い、運動学的同時測定法にもとづいて行なった。測定された断面積はエネルギーと共に減少し、陽子エネルギー3.0MeVで約20pbであった。これは最近報告されたクーロン障壁以下での異常断面積増加とは大きく異なる結果であった。