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論文

In-pile tritium release behavior from lithium aluminate and lithium orthosilicate of the VOM-23 experiment

倉沢 利昌; 渡辺 斉; Roth, E.*; D.Volloth*

Journal of Nuclear Materials, 155-157, p.544 - 548, 1988/00

 被引用回数:38 パーセンタイル:94.18(Materials Science, Multidisciplinary)

VOMスイープガスキャプセルを使った照射下トリチウム放出実験はJRR-2を使ってここ数年間継続しておこなわれている。今回のVOM-23H実験はトリチウム増殖材試料相互交換の国際協力実験となったため、仏のCEN/サクレー研よりLiAlO$$_{2}$$,西独/カールスルーエ研よりLi$$_{4}$$SiO$$_{4}$$を受入れ、JRR-2で5サイクルの照射をおこなった。 今実験ではトリチウム放出挙動の照射温度依存性およびスイープガス中添加水素同位体濃度依存性を重点に調べた。特に後者の影響は甚大であり、トリチウム放出が照射試料の表面での吸着脱離の影響を強く受けることを示唆している。 そこでこれまでの拡散のみによって支配されるモデルから表面の効果も取り入れたモデルに改良して、本実験のデータを解析した。 またリチウムアルミネートとシリケートのトリチウム放出挙動をこれまでの酸化リチウムのデータと比較し、検討した。

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