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森下 祐樹; Di Fulvio, A.*; Clarke, S. D.*; Kearfott, K. J.*; Pozzi, S. A.*
Nuclear Instruments and Methods in Physics Research A, 935, p.207 - 213, 2019/08
被引用回数:13 パーセンタイル:82.61(Instruments & Instrumentation)パルス形状識別(PSD)対応の有機シンチレーター,シリコン光電子増倍管,波形デジタイザーを使用して、プロトタイプのアルファ/ベータ粒子検出器を開発した。電荷積分PSD技術を使用して、アルファ粒子とベータ粒子を分離した。Am線源(5.5MeVアルファ粒子)とSr線源を使用して測定を行い、2つのシンチレータ(EJ-299-33とスチルベン)のPSDの性能指数(FOM)の値を比較した結果、スチルベン(FOM=1.61)の弁別性能はEJ-299-33 (FOM=0.56)弁別性能よりも優れていることがわかった。さらに、スチルベンは良好なエネルギー分解能を示した(5.5MeVのアルファ粒子で23.6% FWHM)。Sr/Y線源のパルス波高スペクトルでは、低エネルギー部分(Sr)と高エネルギー部分(Y)が分離して確認できる。
森下 祐樹; Di Fulvio, A.*; Clarke, S. D.*; Kearfott, K. J.*; Pozzi, S. A.*
no journal, ,
パルス波形弁別(PSD)が可能な有機シンチレータ、シリコン光電子増倍管、デジタイザを用いて、/弁別型検出器を開発した。線源としてAm線源(5.5MeV線)と線源としてSr線源を用いて測定を行った。線と線の弁別には、電荷積分法を用いた。プラスチックシンチレータ(EJ-299-33)とスチルベンの2つのシンチレータの弁別性能を比較した結果、スチルベン(弁別指標: FOM=1.61)はEJ-299-33(FOM=0.56)よりも優れた性能を示した。さらに、スチルベンは良好なエネルギー分解能を示した(5.5MeV線に対し23.6%FWHM)。また、検出器の分離能力を実証するために、ThやRnを線源として用い、線と線の弁別性能を実証した。