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Gherghescu, R. A.*; Poenaru, D. N.*; Greiner, W.*; 永目 諭一郎
Journal of Physics G; Nuclear and Particle Physics, 32(11), p.L73 - L84, 2006/11
被引用回数:8 パーセンタイル:50.27(Physics, Nuclear)114番元素114並びに114合成のための低エネルギー核融合反応を理論的に考察した。ポテンシャルエネルギー面の計算にはターゲット並びに入射粒子それぞれの変形度を考慮し、二つの核の中心間距離は動的最小化で求めた値を使用した。変形エネルギーはbinary macroscopic-microscopic法で、質量テンソルはWerner-Wheeler近似を用いて計算した。合成のための最も大きい生成断面積は、114合成には入射粒子としてBaを、また114合成にはKr, Sr, Zrを入射粒子として用いる場合であることがわかった。
Poenaru, D. N.; Greiner, W.*; 永目 諭一郎; Gherghescu, R. A.*
Journal of Nuclear and Radiochemical Sciences, 3(1), p.43 - 49, 2002/06
核分裂における質量非対称なサドル点形状を形状パラメータを導入することなしに見いだすための計算手法を提案する。また現象論的殻補正を導入することで、UやThの対称二体核分裂への変形ポテンシャルを導き出した。さらに多重分裂片の変形過程を考察する。
Poenaru, D. N.; 永目 諭一郎; Gherghescu, R. A.*; Greiner, W.*
Physical Review C, 65(5), p.054308_1 - 054308_6, 2002/05
被引用回数:103 パーセンタイル:96.31(Physics, Nuclear)アクチノイドなどの重核の新しい壊変様式として、炭素,酸素,フッ素,ネオンなどの自発重粒子壊変が最近実験的に確認されている。実験データの系統性ならびに重粒子壊変の理論計算に基づき、重粒子壊変と原子核の殻構造について議論する。また今後の重粒子壊変の観測が可能な核種を予測するとともに、重粒子壊変における半減期を推定する式を導き出した。
Mao, G.; 千葉 敏; Greiner, W.*; 親松 和浩*
International Journal of Modern Physics E, 9(2), p.185 - 192, 2000/04
被引用回数:0 パーセンタイル:0.01(Physics, Nuclear)高密度物質中での強い相互作用によって起こる真空(Dirac海)からの自発的な粒子・反粒子生成によって線バーストのエネルギーが説明できることを示す。われわれのモデルでは、生成された反粒子が周囲に存在する物質中で対応する同種粒子と対消滅し非常に大きなエネルギーを放出し、それが線バーストのエネルギー源となる。このような粒子・反粒子対生成を起こすのに必要な臨界密度以上の高密度物質を作る候補としては、二つの中性子星の衝突、またはブラックホールと中性子星の合体が考えられる。そこで、二つの中性子星の衝突の場合に起こる陽子・反陽子生成と引き続き起こる対消滅によるエネルギー放出量を推定し、約10から10erg(衝突係数によって異なる)という値を得た。この値は、最もエネルギーの大きい線バーストの初期エネルギーとして観測より推定されている値と一致する。本研究においてわれわれが提案したシナリオを検証するために、線バースト源からの反陽子スペクトルを測定することを提案する。
Mao, G.; 千葉 敏; Greiner, W.*; 親松 和浩*
JAERI-Research 99-072, p.15 - 0, 1999/12
高密度物質中での強い相互作用によって起こる真空(Dirac海)からの自発的な粒子・反粒子生成によって線バーストのエネルギーが説明できることを示す。われわれのモデルでは、生成された反粒子が周囲に存在する物質中で対応する同種粒子と対消滅し非常に大きなエネルギーを放出し、それが線バーストのエネルギー源となる。このような粒子・反粒子対生成を起こすのに必要な臨界密度以上の高密度物質を作る候補としては、二つの中性子星の衝突、またはブラックホールと中性子星の合体が考えられる。そこで、二つの中性子星の衝突の場合に起こる陽子・反陽子生成と引き続き起こる対消滅によるエネルギー放出量を推定し、約10から10erg(衝突係数によって異なる)という値を得た。この値は、最もエネルギーの大きい線バーストの初期エネルギーとして観測されている値と一致する。本研究においてわれわれが提案したシナリオを検証するために、線バースト源からの反陽子スペクトルを測定することを提案する。