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Shantarovich, V. P.*; 平出 哲也; Kevdina, I. B.*; Gustov, V. W.*; Arzhakov, M. S.*
Materials Science Forum, 363-365, p.352 - 354, 2001/05
ポジトロニウムは陽電子と電子の結合状態であるが、それらのスピン状態によってパラーポジトロニウムとオルリーポジトロニウム(o-Ps)が形成する。o-Psの消滅寿命はo-Psの捕まる空間の広さに依存し、高分子の微視的自由体積評価に期待されている。しかし、o-Psがどのように自由体積に由来する空間につかまるかわかっていなかった。平出らによって見いだされた新しいポジトロニウム形成を用い、o-Psがどのように空間につかまるかを考察し、その結果、ほぼすべてのo-Psがその寿命よりはるかに短い時間で空間につかまっていることが判明した。
Shantarovich, V. S.*; 平出 哲也; Kevdina, I. B.*; Gustov, V. W.*; Oleinik, E. F.*
Acta Physica Polonica A, 99(3-4), p.497 - 501, 2001/03
低温におけるポジトロニウム形成の増加現象は低温で陽電子寿命測定中に入射陽電子によって形成,蓄積された捕捉電子と陽電子が反応して形成されるが、その捕捉電子濃度とボジトロニウム形成収率の変化を反応過程をモデル化しシミュレーションを試みた。その結果、高分子中ではボジトロニウムが捕捉される自由体積に由来する空間は常に充分にあり、ポジトロニウム形勢後直ちに捕捉されていることがわかった。