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荒井 長利; H.Cords*; H.Nickel*
Journal of Nuclear Science and Technology, 29(9), p.851 - 858, 1992/09
高温ガス炉々心の黒鉛構造物は高速中性子による照射損傷を受け、工学的性質が変化する。これはその照射温度および高速中性子照射量に著しく依存している。黒鉛損傷モデル(Graphite Damage Model)は多くの黒鉛材料について観測された等温照射下の挙動を説明するために開発されて来たものであるが、本研究によりそれを非等温照射下の挙動の予測にも応用できるように改良した。この改良においては、先ず、実験データに基づき非線形最小自乗法により総数28個のグローバル定数と呼ぶモデルパラメータを決定した。更に、この新しいGDMを用いて非等温照射下の挙動を予測する漸化式を考案した。この方法の妥当性を数種の黒鉛材料に対する計算値と測定値との比較により示した。
荒井 長利; H.Cords*; H.Nickel*
Proc. of the 1st JSME/ASME Joint Int. Conf. on Nuclear Engineering, p.553 - 558, 1991/00
高温ガス炉(HTGR)の黒鉛構造物は高速中性子の照射により損傷し、工学的な物性値が変化する。その変化挙動は照射温度及び照射量に著しく依存する。多数の多結晶黒鉛の等温での照射挙動データを説明するために、黒鉛損傷モデル(Graphite Damage Model,GDM)が以前に考案された。本研究では、このGDMを非等温照射条件にも応用するための改良を行った。ここでは、実験データに基づき、モデル関数に含まれる28ヶのモデルパラメータを非線形最小2乗近計算により決定し、先ず、非等温照射挙動用のモデルを確立した。更に、このGDMに基づいて、非等温照射挙動を予測するための一般的な回帰公式を開発した。その妥当性を実験値との比較により確証した。