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H.Derrien*
JAERI-M 93-251, 14 Pages, 1994/01
最近、Puの核分裂断面積がWagemans等によって測定された。彼らは、以前に報告されたデータに反して、熱中性子エネルギー領域の断面積が1/法則に従っていることを見つけた。その結果、核データ評価に使われた実験データの再規格化が必要になった。この再規格化を考慮にいれて、ENDF/B-VIに格納されている共鳴パラメータの改訂を行い、その結果、熱中性子エネルギーから300eVで核分裂断面積が平均約3%小さくなった。
H.Derrien*
Journal of Nuclear Science and Technology, 31(5), p.379 - 397, 1994/00
被引用回数:9 パーセンタイル:63.36(Nuclear Science & Technology)RマトリックスのReich-Moore近似を熱中性子エネルギーから150eVまでの中性子エネルギーにおけるUの中性子実効全断面積、核分裂断面積および捕獲断面積の解析に適用した。ベイズ定理に基づくコードSAMMYで実験データを解析し共鳴パラメータを求めた。共鳴パラメータから計算した断面積をグラフや表で実験データと比較する。共鳴パラメータの統計的性質を調べ、平均パラメータを求めた。共鳴パラメータは、ENDF-6フォーマットで与えられており、日本原子力研究所核データセンターとNEA Data Bank(OECD、パリ)から入手できる。
H.Derrien*
Journal of Nuclear Science and Technology, 30(9), p.845 - 862, 1993/09
被引用回数:11 パーセンタイル:72.08(Nuclear Science & Technology)オークリッジ国立研究所の線型加速器(ORELA)で測定されたHarvey等の高分解能中性子透過実験値およびWestonとToddの高分解能の核分裂断面積実験値を、Rマトリックス理論のReich-Moore近似を用いたベイズ法コードSAMMYを用いて1keVから2.5keVにわたって解析した。また、WestonとToddの実験データに対する最近の再規格化を取り入れるために、以前に解析した熱中性子エネルギーから1keVの結果を修正した。熱中性子エネルギーから2.5keVの共鳴の統計的性質を調べ、平均共鳴パラメータを改良した。今回の共鳴パラメータは、ENDF-6フォーマットでファイル化されており、日本原子力研究所核データセンターとNEAデータバンク(OECD)から入手できる。
H.Derrien*
Journal of Nuclear Science and Technology, 29(8), p.794 - 804, 1992/08
オークリッジ国立研究所の電子線型加速器(ORELA)を用いてJ.A.Harvey等が測定した高分解能の中性子透過率から1500keVでのPuの全断面積を求めた。110keVでは、3種類の試料の実効断面積を厚さ0に外挿して、真の全断面積を求めた。また10keV以上では、厚い試料中の自己遮蔽効果補正を共鳴パラメータを基に行った。結果は、110keVで2~4%、10keV以上で2%以上の精度である。これらは、150keVの中性子エネルギー領域での高精度実験の要求を満たすものである。