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中山 浩成; Leitl, B.*; Harms, F.*; 永井 晴康
Journal of Nuclear Science and Technology, 51(5), p.626 - 638, 2014/02
被引用回数：19 パーセンタイル：81.41(Nuclear Science & Technology)大気・陸域・海洋での放射性物質の移行挙動を包括的に予測できるSPEEDI-MPにおいて、Large-Eddy Simulation(LES)モデルによる都市大気拡散予測システムの開発とその導入を目指している。本研究では、数m程度の高分解能計算格子により実在都市市街地を解像し、数値シミュレーションを行った。その結果、平均風速,乱流強度,濃度の空間分布パターンは全体的に良好に対応していることが示された。今回設定した個々の建物に対する格子数を考慮すると、本計算結果は妥当であり、LESモデルの基本的性能が示された。
中山 浩成; Leitl, B.*; 永井 晴康; Harms, F.*
Proceedings of International Workshop on Physical Modelling of Flow and Dispersion Phenomena (PHYSMOD 2011) (CD-ROM), 8 Pages, 2011/08
大気・陸域・海洋での放射性物質の移行挙動を包括的に予測できるSPEEDI-MPにおいて、Large-Eddy Simulation(LES)モデルによる都市大気拡散予測システムの開発とその導入を目指している。本研究では、高分解能計算格子により個々の建物形状を解像し、実在都市として米国オクラホマシティーを対象にした乱流拡散シミュレーションを行った。ハンブルグ大学にて公開されている拡散風洞実験データと比較すると、特に都市域上空部では良好に一致していることがわかった。さらに、市街地内での濃度場を実験結果と比較すると定量的によく一致した結果が得られていることが示された。
中山 浩成; Leitl, B.*; Harms, F.*; 永井 晴康
no journal, ,
大気・陸域・海洋での放射性物質の移行挙動を包括的に予測できるSPEEDI-MPにおいて、Large-Eddy Simulation(LES)モデルによる都市大気拡散予測システムの開発とその導入を目指している。今回は、実在市街地を対象にした乱流と拡散の数値シミュレーションを行い、実験データとの比較によりモデルの精度検証を行った。検証用のデータとしては、ハンブルグ大学が行った都市市街地を対象にした拡散風洞実験データを用いた。この風洞実験では、風速と濃度の空間分布のデータが詳細に測定されているため、代表的な誤差評価指標を用いてモデルの基本性能を定量的に評価し、課題点などを明らかにした。
