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朝倉 伸幸; ITPA SOL and Divertor Topical Group*
Journal of Nuclear Materials, 363-365, p.41 - 51, 2007/06
被引用回数:89 パーセンタイル:98.22(Materials Science, Multidisciplinary)スクレイプオフ層を磁力線に沿い流れるプラズマ流は、近年の静電プローブや分光器などの計測により、古典モデルとは異なり低磁場側赤道面から高磁場側ダイバータへ向かい高速(プラズマ音速の数分の1)で流れることが明らかとなった。近年、プラズマ形状を変化した実験やプラズマ周辺部の異なる位置で測定が行われた結果、流れのパターンのポロイダル非対称性やプラズマパラメータ,プラズマ形状による変化などが明らかとなった。実験結果とともに進展している理論モデル及びシミュレーションにより、イオンドリフトによる効果のみではなく、異常輸送による影響が大きな発生要因であると考えられる。本レビュー講演では、各国のトカマク装置で最近発表されたプラズマ流の測定結果と理論・シミュレーションによる現状の理解のまとめを発表する。さらに、核融合装置の設計や運転に重要な炭素輸送などのプラズマ壁相互作用への影響についてまとめる。