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太田 久仁雄; M.Schild*; M.Mazurek*; W.R.Alexan*
International Conference on Chemistry and Migration Behaviour of Actinides and Fission Products, P. 87, 2001/00
亀裂製岩盤中における放射性核種の移行・遅延を規制する主要因の一つであるマトリクス拡散について、原位置試験および従来の室内調査・試験で取得したパラメータの比較を行い、その差異が放射性核種の移行・遅延評価に与える影響について検討した。従来の室内調査・試験で取得したパラメータは、明らかに試料の採取や調製などに伴う物理的攪乱の影響を受けており、そのようなパラメータを用いた場合、結果的に岩盤の有する放射性核種の遅延能力を大きく見積もる(性能評価において非保守的な結果を与える)ことが定量的に示された。本報告では、上記の調査・試験の手法と結果の概要、および性能評価における今後の取り組みなどについて論じる。
太田 久仁雄; W.Kickmaie*; M.Mazurek*; McKinl, I. G.*; P.Smith*; P.Zuidema*
Migration '99, P. 225, 1999/00
過去10年異常にわたりグリムゼル岩盤研究所(スイス)において実施してきた、結晶質岩中における放射性核種の移行・遅延に関する原位置試験研究(Nagra/JNC共同研究)では、現在までに、割れ目中における放射性核種の移行経路や収着サイトの三次元的分布や放射性核種の遅延特性が明らかになるなどの成果が得られてきている。これらの成果は、北部スイスにおける結晶質岩を対象とした処分場の性能評価に用いる、核種移行概念モデルの改良および高度化に反映される。 本報告では、同原位置試験研究の成果と性能評価への反映について論じるとともに、コロイドによる核種移行など、実際の処分環境下で想定される現象を対象として現在展開中のグリムゼル原位置試験の概要について紹介する。