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庄野 彰; Mantourov, G.
Nuclear Science and Engineering, 144(3), p.211 - 218, 2003/07
被引用回数:0 パーセンタイル:0.01(Nuclear Science & Technology)高速炉の臨界性解析結果に及ぼす日口の核デ-タライブラリの相違による影響を解析評価した。JUPITERシリ-ズの3炉心とBFS-62シリ-ズの4炉心について、拡散計算コ-ドCITATION-FBRによる3次元Hex-Z体系計算を行った。この結果、ABBN-93核デ-タライブラリを適用することによる臨界性への影響は、JUPITER炉心及びBFS-62炉心のうち燃料領域にPuを含む炉心(BFS-62-3及びBFS-62-4)の場合約0.3%であった。BFS-62炉心のうちUO2燃料炉心(BFS-62-1及びBFS-62-2)においては、核デ-タライブラリによる影響は約0.1%であった。感度解析により、この差異の主要因はウランと鉄の断面積であることがわかった。この他、種々の計算手法による補正項を算出し、解析誤差として見込むべき不確かさを評価した。
Mantourov, G.
JNC TN9400 2001-106, 67 Pages, 2001/11
本研究は、ロシアの高速発電所BN-600における解体核余剰Pu処分のために、ロシア物理エネルギー研究所(IPPE)のBFS-2臨界実験装置を利用するJNC-IPPE共同研究の一環として実施したものである。本報告書は、BS炉心及びZPPR炉心の実験解析結果に及ぼす核データライブラリの影響を調査した結果を示す2冊目のものである。臨界実験解析には、ロシアで使用されているABBN-93核データライブラリに基づく実効定数計算システムCONSYST/ABBNと核燃料サイクル開発機構(JNC)の拡散計算コードCITATION-FBRを用いた。セル内の空間非均質性と共鳴干渉効果の評価は、衝突確率法とサブグループ法が適用可能な格子計算コードFFCPにより行った。FFCPにより計算した実効断面積を、専用の変換プログラムにより、JNCで使用されているPDSファイル形式に変換した。次に、CITATION-FBRコードを用いて、BFS-62炉心及びZPPRにおけるJUPITER臨界実験シリーズ炉心の3次元Hex-Z体系計算を行った。実験解析結果に及ぼす核データライブラリの影響は、上記のようにして求めた解析値を、日本の核データライブラリJENDL-3.2に基づく実効断面積とCITATION-FBRコードを用いて得た解析値と比較して評価した。臨界性については、BFS-62炉心における4種類の実験体系(BFS-62-14)、及びZPPR炉心における3種類の実験体系(ZPPR-9, 13A, 及び17A)に関する結果を示した。反応率分布については、BFS-62炉心における2種類のU0燃料炉心(BFS-62-1及びBFS-62-2)に関する結果を示した。種々の計算手法による補正項の大きさは、すべての解析ケースにおいて1.0%以下であった。解析誤差として見込むべき不確かさは、ZPPR炉心の場合約0.3%、BFS-62炉心の場合約0.2%と評価できる。JNCの解析手法においてABBN-93核データライブラリを適用することによる臨界性への影響は、ZPPR炉心及びBFS-62炉心のうち燃料領域にPuを含む炉心(BFS-62-3及びBFS-62-4)の場合約0.3%であった。BFS-62炉心のうちU0燃料炉心(BFS-62-1及びBFS-62-2)においては、核データライブラリによる影響は約0.1%であった。引き続いて実施した感度解析により、この差異を引き起こす主要因子はウランと鉄の断面積であることがわかった。
Mantourov, G.
JNC TN9400 2001-069, 33 Pages, 2001/05
BFS-2臨界実験装置利用によるBN-600における解体核余剰Pu処分のためのJNC-IPPE共同研究の一環として、本研究を実施した。ABBN-93核データライブラリに基づく実効定数計算システムCONSYST/ABBNと核燃料サイクル開発機構(JNC)の炉心研鑚コードCITATIONを組み合わせ、BFS及びZPPR高速臨界実験解析を行った。セル内の空間非均質性と共鳴干渉効果の評価は、衝突確率法とサブグループ法が適用可能な格子計算コードFFCPを用いることにより行った。FFCPにより計算された実効断面積は、専用の変換プログラムにより、JNCで使用されているPDSファイル形式に変換される。次に、CITATIONコードを用いて、BFS及びZPPRにおけるJUPITER臨界実験シリーズ炉心の3次元体系計算を行った。今回得られた結果と以前にJNCにより得られていたJENDL-3.2核データライブラリに基づく結果との比較を行うことにより、核データライブラリ効果の評価を行った。具体的には、ZPPR-9,ZPPR-13A,ZPPR-17Aの臨界性に対して、IPPE及びJNCそれぞれのライブラリを用いることによる解析結果の比較を行った。いずれの炉心に対しても臨界性の解析補正量は1.0%以下であることから、解析値の不確かさは、ZPPR-13A及びZPPR-17Aに対しては0.3%以下、ZPPR-9に対しては更に小さいことが推測される。ナイブラリ効果の評価を行ったところ、非常に顕著に見られることが分かり、ZPPR-9に対しては約0.6%、ZPPR-17Aに対しては約0.5%の差が見られることが明らかとなった。BFS-62-1及びBFS-62-2炉心に対する解析として、FFCPコードよりプレートストレッチモデルを用いた格子計算を実施した。