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Fleming, M.*; Bernard, D.*; Brown, D.*; Chadwick, M. B.*; De Saint Jean, C.*; Dupont, E.*; Ge, Z.*; 原田 秀郎; Hawari, A.*; Herman, M.*; et al.
EPJ Web of Conferences, 239, p.15002_1 - 15002_4, 2020/09
被引用回数:0 パーセンタイル:0.00(Nuclear Science & Technology)The OECD Nuclear Energy Agency (NEA) Working Party on International Nuclear Data Evaluation Cooperation (WPEC) was established in 1989 to facilitate collaboration in nuclear data activities. Over its thirty year history, fifty different subgroups have been created to address topics in nearly every aspect of nuclear data, including: experimental measurements, evaluation, validation, model development, quality assurance of databases and the development of software tools. After three decades we will review the status of WPEC, how it integrates other collections and activities organised by the NEA and how it dovetails with the initiatives of the IAEA and other bodies to effectively coordinate international activities in nuclear data.
Chadwick, M. B.*; Dupont, E.*; Bauge, E.*; Blokhin, A.*; Bouland, O.*; Brown, D. A.*; Capote, R.*; Carlson, A. D.*; Danon, Y.*; De Saint Jean, C.*; et al.
Nuclear Data Sheets, 118, p.1 - 25, 2014/04
被引用回数:108 パーセンタイル:98.42(Physics, Nuclear)CIELO(Collaborative International Evaluated Library Organization)は核反応データの評価作業を国際協力により実施するためのワーキンググループである。CIELOでは国際的な核データコミュニティから専門家を集め、既存の評価済ライブラリや測定データ、モデル計算の間にある矛盾を明らかにし、その原因を取り除き、より信頼性の高いデータを開発することを目的としている。最初の取り組みとして、最重要核種であるH, O, Fe, U, Puを対象とする予定である。この論文ではこれらの最重要核種の評価済データ及び積分結果をレビューし、評価間の矛盾を調査する。また、この枠組みで実施する核データ評価に関する作業計画をまとめている。
静間 俊行; 早川 岳人; Angell, C.; 羽島 良一; 湊 太志; 須山 賢也; 瀬谷 道夫; Johnson, M.*; McNabb, D.*
Nuclear Instruments and Methods in Physics Research A, 737, p.170 - 175, 2014/02
被引用回数:1 パーセンタイル:9.89(Instruments & Instrumentation)大強度単色光源を用いた核共鳴散乱による低濃度アクチナイド核種を含む使用済み核燃料の非破壊分析における統計誤差の評価を行った。ORIGEN2.2-UPJ燃焼コードを用いて使用済み核燃料からの放射強度を計算し、バックグラウンド計数を求めた。また、レーリー散乱,核トムソン散乱,デルブルック散乱からのコヒーレント散乱によるバックグラウンドも考慮した。コヒーレント散乱による線エネルギーは、共鳴散乱線のエネルギーと一致するため、第一励起状態への遷移線を測定する方法を提案する。励起エネルギー2.25, 3.5, and 5MeVにおいて、3から100eVbの全共鳴散乱断面積を仮定して、共鳴散乱線測定の統計誤差を見積もった。その結果、毎秒10個の強度をもつ線ビームを用いて、3.5から5MeVの励起エネルギーにおける全積分断面積30eVbをもつ共鳴散乱に対して、4000秒の測定時間で2.2から3.2%の統計誤差で、使用済み核燃料中の1%のアクチナイド核種を分析できることがわかった。
静間 俊行; 早川 岳人; Angell, C.; 羽島 良一; 湊 太志; 須山 賢也; 瀬谷 道夫; Johnson, M.*; McNabb, D.*
no journal, ,
核セキュリティー及び保障措置に関する核物質管理においては、使用済み核燃料中の核物質の量をできるだけ正確に測定する必要がある。核共鳴蛍光散乱を用いた非破壊分析では、システムの計測誤差は使用済み核燃料からの放射バックグラウンドに影響される。一般的に、使用済み核燃料からの放射バックグランドの強度は、エネルギーとともに指数関数的に減少することから、より高いエネルギーでの測定が望ましい。また、計測誤差は、レーリー、核トムソン、デルブルック散乱などのコヒーレント散乱にも影響される。その寄与を最小限にするため、我々は、核の第一励起状態へ遷移する共鳴散乱線を測定する方法を提案し、使用済み核燃料及びコヒーレント散乱によるバックグラウンドを評価した。これらの結果をもとに、励起エネルギー25MeVにおいて、3100eV barnの積分断面積を仮定して、計測誤差を評価した。さらに、核共鳴蛍光散乱強度に関するこれまでの実験データ及び計算結果について議論する。
静間 俊行; 早川 岳人; Angell, C.; 羽島 良一; 湊 太志; 須山 賢也; 瀬谷 道夫; Johnson, M.*; McNabb, D.*
no journal, ,
使用済み核燃料の核物質を非破壊で精度よく分析する技術を確立することは重要である。核共鳴蛍光散乱による非破壊分析では、使用済み燃料から放出されるバックグラウンド線が計測誤差などのシステム性能に影響を与える。使用済み燃料から放出されるバックグラウンド線は、一般的に線エネルギーとともに指数関数的に減少することから、良いS/N比を得るためには、高エネルギーでの測定が望ましい。また、測定誤差は、レーリー、核トムソン、デルブルック散乱などのコヒーレント散乱にも影響される。このようなコヒーレント散乱の影響を少なくするため、第一励起状態へ遷移する共鳴散乱線の測定を提案した。使用済み核燃料及びコヒーレント散乱に起因するバックグラウンド線強度を計算し、励起エネルギー2から5MeVで、散乱断面積3から100eV barnを仮定し、測定システムの測定誤差を評価した。