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原田 秀郎; 中村 詔司; 加藤 敏郎; 古高 和禎; Miah, M. M. H.*; Shcherbakov, O.; 山名 元*
KURRI Progress Report 2001, P. 44, 2002/09
京都大学原子炉実験所共同利用研究において、平成13年4月から平成14年3月の期間に実施した放射性核種の中性子捕獲断面積の測定に関する研究成果をまとめた。
Miah, M. M. H.*; 中村 詔司; 古高 和禎; 原田 秀郎
JNC TN8400 2002-018, 27 Pages, 2002/07
本報告書は、科学技術庁フェローシップ制度に基づいてサイクル機構の客員研究員として2001年1月から2002年7月までの期間研究に従事したM.M.H.Miah博士が、核燃料サイクル開発機構システム設計評価グループ員と共同で行った熱中性子を用いた105P(n,)106Pd反応の研究をまとめたものである。核変換のための基礎データを供給するために、即発ガンマ線分光法を用いて、105Pd(n,)106Pd反応の研究を行った。天然のPd試料と105Pd濃縮試料をそれぞれ、京都大学原子炉実験所(KURRI)のB-4熱中性子導管施設にて照射した。捕獲即発ガンマ線を、2台の高純度ゲルマニウム検出器を用いて、シングルス及びコインシデンスモードで測定した。ガンマ-ガンマ同時計測データを解析することによって、42個のカスケードガンマ遷移を同定し、106Pdの部分的なレベルスキームを構築した。本研究において、2つの新しいレベルを同定し、更に、カスケードガンマ遷移の相対ガンマ線強度を決定するとともに、105Pd(n,)106Pd反応の捕獲断面積を求めた。