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J.Lettry*; R.Catherall*; V.Fedoseyev*; G.J.Focker*; G.Huber*; O.C.Jonsson*; E.Kugler*; 小泉 光生; U.Koester*; V.I.Mishin*; et al.
Review of Scientific Instruments, 69(2), p.761 - 763, 1998/02
被引用回数:63 パーセンタイル:94.62(Instruments & Instrumentation)レーザーイオン源は、共鳴イオン化法を用いたイオン源で、特定の元素を選択的にイオン化できる。したがって、同位体分離器(ISOL)にこのイオン源を導入することにより、同重体の混入の抑制が期待できる。CERN-ISOLDEでは、高繰り返し銅蒸気レーザーとそれを励起光とする色素レーザーを組み合わせたシステムを用いたレーザーイオン源の開発を進めている。色素レーザーの出力をBBO結晶を用い高周波の紫外線レーザーを発生させ、これを用いることで、第一励起準位の高い元素のイオン化が可能となった。Be,Zn,Cu,Cdの元素で1%-10のイオン化効率が得られた。また、レーザーイオン源より得られるイオンビームのパルス形状より、イオンの引き出しについて考察を行った。