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論文

$$beta$$-delayed neutron-emission and fission calculations within relativistic quasiparticle random-phase approximation and a statistical model

湊 太志; Marketin, T.*; Paar, N.*

Physical Review C, 104(4), p.044321_1 - 044321_18, 2021/10

AA2020-0834.pdf:4.84MB

 被引用回数:17 パーセンタイル:96.07(Physics, Nuclear)

$$r$$-processに対する$$beta$$遅発中性子および遅発核分裂の影響は大きな関心を集めている。近年、遅発中性子と遅発核分裂に関する研究報告数は増えてきているが、$$r$$-processシミュレーションにおける遅発中性子と遅発核分裂の不定性は、依然として大きい。このような背景のもと、信頼性のある遅発中性子と遅発核分裂の新しいデータテーブルの作成が望まれている。本研究では、従来モデルよりも遅発中性子と遅発核分裂を精確に計算することができる新しい理論的な枠組みを開発し、それを新しいデータテーブル作成に応用した。計算された遅発中性子の分岐率において、実験値との平均二乗誤差を計算すると、先行の研究報告と同等以上の結果を得ることができた。また、中性子過剰核になるほど遅発中性子放出に伴う先行核からのエネルギーの引き出しが、遅発中性子の分岐比に大きな影響を与えていることが分かった。遅発核分裂の分岐比は、使用する核分裂バリアデータによって、大きく依存することも分かった。今回作られた新しいデータテーブルは、今後$$r$$-process研究や原子力分野に応用することが期待される。

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