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Pukari, M.*; 高野 公秀
Journal of Nuclear Materials, 444(1-3), p.7 - 13, 2014/01
被引用回数:9 パーセンタイル:57.19(Materials Science, Multidisciplinary)不純物炭素及び酸素の起源と影響評価を目的として、不活性母材のZrNと窒化物燃料を模擬した(Dy,Zr)Nペレットを調製した。1.2wt%までの酸素を意図的に加え、焼結体密度を酸素濃度、焼結温度、粉末比表面積をパラメータとして調べた結果、ZrNに比べて(Dy,Zr)Nの方が酸素固溶による密度増大効果が大きいことを明らかにした。ZrNの組織には酸化物相析出が見られ、窒素雰囲気下では酸素固溶量が少ないことが示唆された。ペレット調製の各工程で酸素,窒素,炭素の分析を詳細に行うことで、工程毎の不純物濃度増大の程度を定量的に評価した。
Pukari, M.*; 高野 公秀; 西 剛史
Journal of Nuclear Materials, 444(1-3), p.421 - 427, 2014/01
被引用回数:12 パーセンタイル:67.4(Materials Science, Multidisciplinary)鉛冷却の研究用小型高速炉ELECTRAでは、(PuZr)Nの組成を有する窒化物燃料を装荷予定である。ライセンス取得に向けた燃料製造基礎試験を行い、その特性評価として焼結に及ぼす不純物元素、特に固溶酸素の影響を調べた。試験した酸素濃度0.6wt%までの範囲では、酸素固溶により明らかな焼結促進効果が認められた。焼結温度の効果は、1923Kから1973Kに50K上昇させることで、最大3.8%TDの密度上昇効果を確認した。製造過程における酸素濃度上昇を調べた結果、PuNとZrNの酸素濃度はそれぞれ0.08及び0.03wt%であったものの、固溶体化加熱,微粉砕,焼結を経る過程で0.34wt%まで上昇した。焼結したペレットの熱伝導率及び電気伝導率を測定した結果、これらの値はZrNよりもむしろPuNに近い値であった。
Pukari, M.*; 高野 公秀
Proceedings of International Conference on Fast Reactors and Related Fuel Cycles; Safe Technologies and Sustainable Scenarios (FR-13) (USB Flash Drive), 8 Pages, 2013/03
窒化物燃料ペレットの不活性母材成分のZrNと、燃料模擬物質として(ZrDy)Nを調製し、調製過程における酸素及び炭素不純物の増加要因と焼結性への影響を調べた。含有酸素濃度を、2種の異なる方法で人為的に1.5wt%まで高め、成型後及び焼結後のペレット密度を酸素濃度,粉末比表面積,温度の関数として定めた。さらに、酸素の存在形態に関して、窒化物中への固溶と酸化物としての相分離の2種類を比較検討した。調製中の各過程及び調製後の窒化物中の不純物と相は、窒素,酸素,炭素の定量分析とX線回折、及びSEM/EDXによる分析で詳細に評価した。