Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
大島 真澄; N.R.Johnson*; F.K.McGowan*; C.Baktash*; I.Y.Lee*; Y.Schutz*; R.V.Ribas*; J.C.Wells*
Physical Review C, 33(6), p.1988 - 1998, 1986/00
被引用回数:45 パーセンタイル:88.74(Physics, Nuclear)Er核の高スピン状態の核寿命をTe(S,x)反応を用いて調べた。新しい試みとしてドップラーシフト反跳距離法と、90°に置かれた5台のゲルマニウム検出器と0°に置かれたコンプトン抑止スペクトロメーターの間のガンマ-ガンマ同時計数を組み合わせて測定した。Erの基底状態回転バンドについての結果はスピンと共に集団性が増加する傾向を示した。これは遠心力による展張と解釈されうる。i中性子対のアライメントにより作られるSバンドでは逆に集団性が減少する。この現象はYbでも見られ、原子核の変形が軸対称(プロレイト)から三軸非対称へ移行する結果と解釈された。Er核のサイドバンド,Er核各々のイラストバンドについての結果も、高い回転周波数において同様の集団性の減少が見られた。